介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問3 (人間関係とコミュニケーション 問1)
問題文
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問3(人間関係とコミュニケーション 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 自己愛とは、自分という存在を、他人と区別して意識することである。
- 自己同一性の確立とは、自分とは何かという認識をもつことである。
- 自我とは、日常行動に影響を与える、表面化していない意識のことである。
- 自己覚知とは、コミュニケーションにおいて自分について話すことである。
- 自己中心性とは、自分の意思で自分の行動をコントロールすることである。
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「 自己同一性の確立とは、自分とは何かという認識をもつことである」です。
自己同一性(アイデンティティ)とは、「自分は何者なのか」「自分らしさとは何か」といった自分自身への一貫した認識をもつことを指します。
心理学者エリクソンは、これを思春期の重要な発達課題として位置づけており、介護福祉士試験でもよく出題されるキーワードです。
似たような言葉が多いテーマだからこそ、定義をしっかり理解し、言葉の意味を取り違えないことが大切です。
特に「自己覚知」や「自我」などは、イメージしやすいので、正確な理解を問われやすいですよ。
これは自己認識に近い説明です。
自己愛は、自分自身を大切に思い、受け入れる感情のことを意味します。
正解。
これは、自分自身に対する一貫した理解をもち、それを確立していく過程を表しています。
エリクソンの理論でも非常に重要な概念です。
この説明は、無意識の特徴を表しています。
自我(エゴ)は、意識的に行動を調整し、現実と折り合いをつける働きをする領域です。
自己覚知とは、自分の感情や価値観、思考の癖を理解していることを指します。
話すことではなく、「自分を知ること」が本質です。
これは自己決定や自己統制に関する説明に近いですね。
自己中心性とは、他者の視点を考慮できず、自分本位に行動してしまう傾向を指します。
心理系の用語は、日常語の印象に引っ張られやすいのが特徴です。
「なんとなくそれっぽい」選択肢に惑わされないためにも、言葉の意味を正確に覚えておくことがとても大切です。
特に「自己○○」という語句はたくさん出てきますが、その言葉が「何を指しているのか」をイメージしながら読むことで、選びやすくなりますよ。
焦らず、意味の本質を捉えていきましょう。
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