介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問79 (コミュニケーション技術 問6)
問題文
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問79(コミュニケーション技術 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- 記録に含まれないものとして食事チェック表がある。
- 介護記録は介護福祉職の意見を中心に記録する。
- 調査・研究目的で記録を利用することは避ける。
- 主観的情報と客観的事実は区別しないで記録する。
- 利用者は記録の閲覧を請求することができる。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、介護保険サービスにおける記録の基本的なルールや留意点について問うものです。
介護現場の記録は、
・利用者様の生活やケアの質の向上
・チームケアの情報共有
・法律上の根拠の明示
などの役割を担っています。
×
食事チェック表は、栄養状態や生活状況の確認する記録であり、介護記録の一部です。
食生活の状況はケアの質を左右します。
×
介護記録は、事実に基づく客観的な情報が基本です。
意見や主観は必要に応じて記載することもありますが、それが中心ではありません。
×
記録は調査・研究目的で利用することも可能です。
ただし、その場合は個人情報保護やプライバシーに十分配慮し、適切な手続きや同意が必要です。
×
主観と客観を明確に区別する必要があります。
これにより、第三者が見てもケアの状況や必要な対応が正確にわかるようになります。
〇
介護保険サービスにおける記録は、個人情報や自己決定権の観点から、利用者が自分の記録の閲覧を求める権利が保障されています。
まとめ
介護現場での記録のあり方や、個人情報保護の姿勢を問われるテーマです。
客観的な事実を中心に記録し、主観と区別し記録をとりましょう。
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02
正解は「利用者は記録の閲覧を請求することができる」です。
介護記録には、様々な目的を果たす役割があります。
「サービス提供の証拠」「適切なケアの提供」「職員間の情報共有」「事故予防」などがあり、記録をする際は、常に客観的な視点で事実を書くように心がけましょう。
誰が見てもわかりやすく理解できるように、5W1Hを意識するのも大切です。
不適切
食事摂取量が不足している利用者にとって、食事チェック表は重要な記録になります。
不適切
介護記録は、介護職だけが閲覧できるものではなく、利用者やその家族も閲覧可能です。
主観的な意見や表現は避け、誰が見ても同じ事実として認識できるように書きましょう。
不適切
介護の記録は、適切なケアが行われていたのか調査の際に活用されます。
不適切
介護記録は、第三者が見てもわかるように主観と客観をはっきりと区別させる必要があります。
適切
介護記録は、利用者本人やその家族も閲覧することができます。
そのため、専門用語や略語の使用は避ける方が良いとされています。
今回の問題は、介護保険サービスにおける記録に関するものでした。
記録は、介護保険の中でも重要な証拠になるものです。
主観的な表現は避け、客観的に事実がわかるように記録しておきましょう。
また、利用者のニーズを把握し、ケアプランの見直しにも活用されています。
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