介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問81 (生活支援技術 問2)

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問題

介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問81(生活支援技術 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち、介護の現場において、レクリエーション活動で実施するアイスブレーキングの効果として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 参加者の緊張感を軽減することができる。
  • 活動内容を毎回固定して実施することができる。
  • 介護福祉職の負担を軽減することができる。
  • 利用者の参加を義務づけることができる。
  • 勝敗を楽しむことができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

介護の現場では、利用者同士や職員との関係をスムーズにするため、また活動への参加を促すためにレクリエーションを行うことがあります。

アイスブレーキングの主な目的は、以下のようなものです。

・参加者の緊張を和らげる

・場の雰囲気を和らげる

・相互理解や交流のきっかけをつくる

・活動への参加意欲を高める

 

です。

選択肢1. 参加者の緊張感を軽減することができる。

アイスブレーキングのもっとも基本的で重要な効果です。

緊張や不安をほぐし、安心して活動に参加できるようにする効果があります。例えば簡単な自己紹介や軽いゲームなどが行われます。

選択肢2. 活動内容を毎回固定して実施することができる。

×

アイスブレーキングは、参加者の状況やその日の雰囲気に合わせて内容を柔軟に変えることが求められます。

毎日同じ内容に固定してしまうと、マンネリ化して緊張をほぐす効果が薄れる効果があります。

選択肢3. 介護福祉職の負担を軽減することができる。

×

アイスブレーキングは、あくまで参加者の緊張をほぐすことや場の雰囲気を良くすることを目的としています。

 

選択肢4. 利用者の参加を義務づけることができる。

×

介護の現場では、利用者様の意思を尊重することが基本です。

アイスブレーキングによって場が和んだり参加しやすい雰囲気が生まれることはありますが、参加を義務付けることはできません。

選択肢5. 勝敗を楽しむことができる。

×

勝敗を競うこと自体は一部のレクレーション活動での楽しみの一つですが、アイスブレーキングの目的は勝ち負けではありません。

まとめ

まとめ

アイスブレーキングの主な目的は、参加者の緊張を和らげ、場の雰囲気を温めることです。

利用者様の自主性を尊重しその人らしい参加を促す視点が求められます。

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