介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問99 (生活支援技術 問20)

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問題

介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問99(生活支援技術 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

食品の保存に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 賞味期限の切れた未開封の缶詰は、すぐに廃棄する。
  • ウインナーには、消費期限が記載されている。
  • 前日調理して常温保存した肉入りカレーは、再加熱する。
  • りんごを冷蔵庫で保存するときは、ビニール袋に入れて密封する。
  • 冷凍食品は、一度解凍しても再冷凍すれば長期間の保存が可能である。

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この過去問の解説 (1件)

01

食品の保存に関する正しい知識を問う問題です。

食品の安全な保存は、食中毒を防ぎ、栄養を損なわずに食品をおいしく食べるために重要です。特に高齢者や抵抗力の弱い人が食べる食品については、正しい保存方法や消費期限・賞味期限の意味を理解する必要があります。

選択肢1. 賞味期限の切れた未開封の缶詰は、すぐに廃棄する。

×

賞味期限は美味しく食べられる目安の期限であり、この日を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。

選択肢2. ウインナーには、消費期限が記載されている。

×

通常賞味期限が記載されています。これは比較的長く保存が可能で、日持ちする食品だからです。

選択肢3. 前日調理して常温保存した肉入りカレーは、再加熱する。

×

前日調理したカレーは冷蔵保存しましょう。

選択肢4. りんごを冷蔵庫で保存するときは、ビニール袋に入れて密封する。

リンゴはエチレンガスを放出し、周囲の果実や野菜の熟成を促す作用があります。

また、乾燥をふせぐためにビニール袋に入れて密封し、冷蔵庫で保存するのが適切です。

選択肢5. 冷凍食品は、一度解凍しても再冷凍すれば長期間の保存が可能である。

×

一度解凍した冷凍食品を再冷凍するのは、品質が劣化し、食中毒のリスクが高まるため適切ではありません。

 

まとめ

食品保存では、消費期限と賞味期限の違い、食中毒菌の特性、保存場所とその方法を正しく理解し、衛生的な調理・保存を徹底することが大切です。

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