介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問101 (生活支援技術 問22)
問題文
次の記述のうち、介護の現場で行うベッドメイキングとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問101(生活支援技術 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、介護の現場で行うベッドメイキングとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 居室の窓は、閉めて行う。
- キャスターのあるベッドは、ストッパーを外す。
- シーツの中心線を、マットレスの端に合わせる。
- シーツをマットレスの下に入れるときは、手掌を下にする。
- シーツ交換は、両膝を伸ばしたままで行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
介護現場でのベッドメイキングは利用者の快適に過ごすための環境づくり、感染症や褥瘡の予防などといった清潔を保つことを目的としています。通常業務でも行われるため、正しい手順や対応を身に付けておく必要があります。
不正解です。ベッドメイキングを行うとホコリなどが舞うため、居室の窓を開けて換気をしながら行います。
不正解です。キャスターのあるベッドのストッパーを外すとベッドが動いてしまうため、シーツを掛ける際にたるみやズレなどが出やすくなります。シーツのたるみなどは褥瘡の原因にもなるため注意が必要です。
不正解です。シーツの中心線はマットレスの中央に合わせ、左右対称にシーツを広げます。マットレスの端に合わせるとシーツがマットレスからはみ出したり、シーツがずれやすくなるので適切ではありません。
正解です。マットレスの下にシーツを入れるときに手掌を下にすることで、入れ込んだシーツから手を抜き出すときにシーツがずれにくくなるといった効果があります。
不正解です。シーツ交換はベッドの高さに合わせて膝を曲げ、体の重心を下げて行います。両膝を伸ばしたままで行うと、余計な力が入るなど体に負担がかかったり、腰痛の原因にもなります。
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02
介護の現場では、高齢者の方が快適に過ごせる睡眠環境を作る能力も必要不可欠です。
週1回の頻度を目安に、正しくベッドメイキングを行いましょう。
×:シーツの付け替えの際は埃が立ちやすいので、換気をしながら行いましょう。
×:ストッパーを外すとベッドが動き、正しくベッドメイキングができません。
×:マットレスの端にシーツの角を合わせ、シワができないように伸ばしながらシーツを調整します。
⚪︎:手掌を下にすることで、シワのない綺麗なシーツ交換が可能です。
×:両膝を伸ばしたままだと、介助者の腰痛につながります。必ず膝を使って行いましょう。
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