介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問108 (介護過程 問3)
問題文
次の記述のうち、介護過程の展開における評価の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問108(介護過程 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、介護過程の展開における評価の説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 他の利用者と比較して評価する。
- 短期目標の評価によって、介護過程の展開を終了する。
- 目標の達成状況を評価する。
- 介護計画の実施後に評価日を検討する。
- 介護計画を修正した場合は、評価を省略する。
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この過去問の解説 (2件)
01
介護過程とは、「アセスメント」「計画立案」「実施」「評価」の4つで構成されています。
介護過程を展開にすることで、現状の利用者本人の生活課題を発見し、それを落とし込むことで解決させるとともに、生活の質を向上させることを目的としています。
×:他の利用者と比較するのではなく、利用者本人と向き合うことが重要です。
×:短期目標、長期目標それぞれの視点で生活課題を発見し解決に導きます。
⚪︎:目標に対し実施した後は必ず評価を行い、フィードバックが必要になってきます。
×:計画立案の段階で、実施日と評価日はセットで検討しておきます。
×:計画を修正した場合でも、それに対する評価を必ず行います。
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02
介護過程の展開は、4つの段階に分けた「アセスメント(情報収集と分析)」から「計画立案」、「実施」、「評価」までが順番に行われます。この順番で繰り返し続けられますが、4つの段階として最終段階にあたるものが「評価」になります。
不正解です。
介護過程は利用者個人に合った介護サービスを提供するため、他の利用者との比較は適切ではありません。
不正解です。
短期目標は長期目標を達成するためのステップになるものです。短期目標の評価によって見直しや改善が行われることはありますが、介護過程の展開の終了にはなりません。
正解です。
介護過程での評価は計画して立てた目標の達成状況を確認すること、介護方法や利用者の状況、必要に応じての見直しなどが行われる段階となるため適切です。
不正解です。
介護計画の評価日は介護計画の実施後ではなく、計画立案時に設定されます。
不正解です。
介護計画を修正した場合であっても評価は省略されません。評価も省略せずに行い、目標の達成状況を改めて確認してから次のプロセスへと繋げていくことが大切となります。
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