介護福祉士 過去問
第37回(令和6年度)
問109 (介護過程 問4)
問題文
次のうち、介護保険制度のサービス担当者会議におけるサービス提供責任者の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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問題
介護福祉士試験 第37回(令和6年度) 問109(介護過程 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、介護保険制度のサービス担当者会議におけるサービス提供責任者の役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 会議の主催
- 居宅サービス計画の原案の説明
- 他職種が実施したサービス内容の評価
- 訪問介護計画の作成に要した時間の報告
- 訪問介護計画の作成に必要な情報の確認
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この過去問の解説 (2件)
01
サービス担当者会議とは、ケアプランを作成する居宅介護支援事業所のケアマネージャー主催で、利用者に必要なサービスを実施する人たちと本人を交えて定期的に会議を行い、ケアプランの見直しや評価を行います。
サービス提供責任者とは、ケアマネージャーの作成したケアプランに則ったサービス(主に訪問介護)の責任者で、サービスに対する評価や意見を伝える人たちです。デイサービスの場合は生活相談員などと呼ばれます。
×:会議の主催はケアマネージャーでサービス提供責任者ではありません。
×:居宅サービス計画はケアマネージャーが作成するものなのでサービス提供責任者ではありません。
×:他職種のサービスについては、そのサービスの責任者が実施・評価を行います。
×:計画書作成に伴う時間の報告は義務付けされていません。
⚪︎:訪問介護を行うにあたり、ケアマネージャーや本人に確認すべき事項などがあれば、サービス担当者会議時にすり合わせを行います。
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02
サービス提供責任者は、訪問介護事業所での中心的な役割を持つ存在です。専門知識や介護現場での経験値など適切な能力が求められる役職で、ケアプラン作成のために行われるサービス担当者会議へ出席する必要もあります。
不正解です。
サービス担当者会議は、各担当者の意見交換などによってサービス内容を決定するという、ケアプラン作成のために欠かせない場です。会議はケアプランの作成を行うケアマネジャー(介護支援専門員)が主催します。
不正解です。
居宅サービス計画の原案はケアプランの基となるもので、会議では主催者でもあるケアマネジャー(介護支援専門員)が説明を行います。
不正解です。
サービス担当者会議は介護保険サービスを利用する際のケアプラン作成時と、ケアプラン変更時、介護状況に変化があった時などに行われます。評価の前段階にあたるため適切ではありません。
不正解です。
訪問介護計画は、ケアマネジャー(介護支援専門員)が作ったケアプランを基にサービス提供責任者が作成するものです。サービス担当者会議で訪問介護計画は取り上げないこと、作成に要した時間はケアプランであっても報告する必要がないことから不適切となります。
正解です。
会議におけるサービス提供責任者は、現場視点からの意見や提案、ケアプラン作成後に作る訪問介護計画に必要な情報を確認するといった役割があります。
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