大学入学共通テスト(地理歴史) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問68 (地理B(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(地理歴史)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問68(地理B(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

自然環境と自然災害に関する次の問いに答えよ。
サンゴ礁やマングローブの分布は、海水温、海水の塩分、海水の濁度(だくど)などの影響を受ける。次の図2中のアとイは、南北アメリカにおけるサンゴ礁とマングローブのいずれかの分布を示したものである。また、後の図3は、主な海流を示したものである。マングローブと海流の向きとの正しい組合せを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • マングローブ:ア  海流の向き:AからB
  • マングローブ:ア  海流の向き:BからA
  • マングローブ:イ  海流の向き:AからB
  • マングローブ:イ  海流の向き:BからA

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題を解くために必要なポイントは、南北半球の海流の向きの違いの把握とサンゴ礁の生息に適した条件の把握です。

選択肢1. マングローブ:ア  海流の向き:AからB

まず、海流の向きについてです。海流は、海の表層では貿易風や偏西風の影響を受けて流れます。そのため、低緯度(赤道付近)では、東から西に、高緯度(極地方)では、西から東に向かって流れます。したがって、北半球では時計回り、南半球では反時計回りに流れます。よって海流はAからBに流れます。また、サンゴ礁はきれいで温暖な海水域にしか生息しないためイとなり、マングローブは広く分布するためアとなります。

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