給水装置工事主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)
給水装置の構造及び性能 問6
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 給水装置の構造及び性能 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
水撃作用の防止に関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正
- ア:正 イ:誤 ウ:正 エ:誤
- ア:正 イ:正 ウ:誤 エ:正
- ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:誤
- ア:誤 イ:正 ウ:誤 エ:正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
それぞれの文章の正誤を考えて、その組み合わせを答える問題です。
ア 水撃作用が発生するおそれのある箇所には、その直後に水撃防止器具を設置する。
これは「誤り」です。
水撃防止器具は、その箇所の「直後」ではなく、「その手前」です。
イ 水栓、電磁弁、元止め式瞬間湯沸器は作動状況によっては、水撃作用が生じるおそれがある。
これは「正しい」です。
電磁弁とは、電気をオン、オフすることで磁石のようになる電磁石と弁を組み合わせたもので、空気や水などの流れを制御するものです。
ウ 空気が抜けにくい鳥居配管がある管路は水撃作用が発生するおそれがある。
これは「正しい」です。
鳥居配管とは鳥居のような形をしていることからそういう名前になっているわけですが、障害物を避けるために結果的にそういう形になっています。ただ、鳥居配管になっていると、空気は水よりも軽く、上の凸部分にたまってしまいます。そのため、鳥居配管は避けるように言われています。
エ 給水管の水圧が高い場合は、減圧弁、定流量弁等を設置し、給水圧又は流速を下げる。
これは「正しい」です。
減圧弁は給水管の圧力を一定に保つことでウォーターハンマーなどのトラブルを予防するものです。
定流量弁は給水管の流量を一定に保つことで圧力が変動しないように制御しています。
以上を総合すると、ア:誤 イ:正 ウ:正 エ:正 が正しい組み合わせです。
参考になった数28
この解説の修正を提案する
前の問題(問5)へ
令和4年度(2022年)問題一覧
次の問題(問7)へ