給水装置工事主任技術者の過去問
令和4年度(2022年)
給水装置施工管理法 問3
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和4年度(2022年) 給水装置施工管理法 問3 (訂正依頼・報告はこちら)
給水装置工事における品質管理について、穿孔後に確認する水質項目の組み合わせのうち、適当なものはどれか。
- 残留塩素、TOC、色、濁り、味
- におい、残留塩素、濁り、味、色
- 残留塩素、濁り、味、色、pH値
- におい、濁り、残留塩素、色、TOC
- 残留塩素、におい、濁り、pH値、色
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この過去問の解説 (1件)
01
給水装置工事における品質管理では、穿孔後に確認する水質項目として、以下のものが適切とされています。
・残留塩素
・濁り
・味
・におい
・色
これらの項目は、給水装置工事において水質の安全性と適合性を確認するために重要です。具体的な理由は以下のとおりです。
・残留塩素
目的:消毒効果が適切に維持されているか確認するため。
理由:残留塩素濃度が適切でないと、微生物の繁殖などによる水質悪化のリスクが高まります。
・濁り
目的:配管内の汚れや異物の混入がないか確認するため。
理由:濁りが高いと、水の見た目や品質に影響を及ぼします。
・味
目的:水道水として適切な味であるかを確認するため。
理由:異常な味がある場合、化学物質の混入や配管材質の問題が疑われます。
・におい
目的:異常なにおいがないかを確認するため。
理由:においの異常は、汚染や配管の劣化などの兆候となります。
・色
目的:水の透明度や着色の有無を確認するため。
理由:色が付いている場合、錆や有機物の混入が考えられます。
・残留塩素、TOC、色、濁り、味
TOC(全有機炭素)は一般的に穿孔後の確認項目には含まれません。
においが含まれていないため、不適切です。
・におい、残留塩素、濁り、味、色
すべての適切な項目が含まれています。
したがって、適当な組み合わせです。
・残留塩素、濁り、味、色、pH値
pH値は穿孔後の確認項目として必須ではありません。
においが含まれていないため、不適切です。
・におい、濁り、残留塩素、色、TOC
TOCが含まれていますが、味が含まれていないため、不適切です。
・残留塩素、におい、濁り、pH値、色
pH値が含まれていますが、味が含まれていないため、不適切です。
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