調理師の過去問
令和2年度12月実施分
公衆衛生学 問8

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

調理師試験 令和2年度12月実施分 公衆衛生学 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

母子健康手帳に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 都道府県から交付される。
  • 妊娠を確認した医師からの届出に基づいて交付される。
  • 記録内容に母親の健康記録は含まれない。
  • 保健指導時に重要な資料として利用される。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

母子健康手帳に関する記述で正しいものは4の「保健指導時に重要な資料として利用される」です。母子健康手帳は妊娠した者がすみやかに妊娠の届け出をすることになっています。また、母子健康手帳は妊娠や出産、育児を通じて母子の一貫した健康記録です。

その他の回答選択肢は以下の通りです。

回答1:母子健康手帳は市町村から交付されるので誤りです。

回答2:妊娠した者からの届出に基づき交付されるので誤りです。

回答3:記録内容は妊娠や出産、育児を通じて母子の一貫した健康記録であるので誤りです。

参考になった数113

02

正解は4です。

母子保健に関する問題です。母性と乳幼児の健康を保持・ 増進する目的で「母子保健法」が制定されています。

母子保健法では

・妊娠した人が市町村に妊娠届を出すことで、母子健康手帳が交付される

・市町村は妊産婦の健康診査をおこなう

・妊産婦と乳幼児の訪問指導をおこなう

・保護者は低出生体重児(体重2,500g以下で生まれた乳児)の届出をする

・市町村は現物給付で未熟児の養育医療をおこなう

・母子健康センターを設置し、健康指導をおこなう

などの規定を取り決めています。

母子健康手帳は母子の健康状態、予防接種、医療に関する情報を記録するものです。母子保健の分野では、母子健康手帳の交付に関する問題が出やすいので覚えておくとよいでしょう。

各選択肢については、以下のとおりです。

1 .母子健康手帳は都道府県ではなく市町村から交付されるので、誤りです。

2 .母子健康手帳は妊娠を確認した医師ではなく妊娠した者からの届出に基づいて交付されるので、誤りです。

3 .記録内容には母親の健康記録も含まれるので誤りです。

4 .正解です。母子健康手帳は「母子の健康状態、予防接種、医療に関する情報を記録するもの」であり、保健師などが母子を保健指導する時の重要な資料となります。

参考になった数30

03

正解は4です。

1:母子手帳は、妊娠した者がすみやかに妊娠の届け出をすることになっており、市区町村から交付されます。

2:妊娠をした者が、市区町村に届け出をし、交付されます。

3:母子健康手帳は、妊娠、出産、育児を通じて母子の一貫した健康記録ができるものです。

4:母子健康手帳は、保健指導時に重要な資料として利用されます。
保健指導には
婚前学級、新婚学級、母親学級、育児学級など集団保健指導
必要に応じて保健師・助産師による訪問指導などの個別保健指導があります。
⇒よって正解です。

参考になった数18