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中小企業診断士の過去問 平成27年度(2015年) 運営管理 問42

問題

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ある小売店舗のPOSデータからクーポンに対する反応予測モデルを作成して、「反応」と予測される顧客グループにクーポンを配布したとすれば、検証データに対して以下のような反応結果が得られるものとする。このとき、結果の解釈として最も適切なものを下記から選べ。ただし、全顧客数は100人であるとする。
問題文の画像
   1 .
この予測結果の正答率(accuracy)は1/2である。
   2 .
この予測結果の「反応」に対する再現率(recall)は2/3である。
   3 .
この予測結果の「反応」に対する精度(precision)は4/7である。
   4 .
この予測モデルで「反応」と予測された顧客にのみクーポンを配布したほうが、全顧客に配布するより反応効率がよい。
( 中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成27年度(2015年) 問42 )
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この過去問の解説 (2件)

10
正答率
(反応との予測が当たった数+未反応との予測が当たった数)÷全顧客数=(40+10)÷100=1/2

反応に対する再現率
反応の予測と検証データ一致した数÷検証データで反応した数の合計=40÷70=4/7

反応に対する精度
反応の予測と検証データが一致した数÷反応と予測した数の合計=40÷60=2/3

上記の計算より項番1が正解となります。

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0

機械学習の評価指標に関する問題です。

評価指標には、以下の混合行列が用いられます。

TP(True Positive、真陽性):予測値を正として、その予測が正しい場合

→与件文の図表では「反応ー反応」(左上の40)が該当します。

TN(True Negative、真陰性):予測値を負として、その予測が正しい場合

→与件文の図表では「未反応ー未反応」(右下の10)が該当します。

FP(False Positive、偽陽性):予測値を正として、その予測が誤りの場合

→与件文の図表では「未反応ー反応」(左下の20)が該当します。

FN(False Negative、偽陰性):予測値を負として、その予測が誤りの場合

→与件文の図表では「反応ー未反応」(右上の30)が該当します。

正答率(accuracy)=TP+TN/TP+TN+FP+FNで求められます。計算の結果、1/2となります。

再現率(recall)=TP/TP+FNで求められます。計算の結果、4/7となります。

精度(precision)=TP/TP+FPで求められます。計算の結果、2/3となります。

選択肢1. この予測結果の正答率(accuracy)は1/2である。

正解の選択肢となります。

選択肢2. この予測結果の「反応」に対する再現率(recall)は2/3である。

この予測結果の「反応」に対する精度(precision)は2/3です。

選択肢3. この予測結果の「反応」に対する精度(precision)は4/7である。

この予測結果の「反応」に対する再現率(recall)は4/7です。

選択肢4. この予測モデルで「反応」と予測された顧客にのみクーポンを配布したほうが、全顧客に配布するより反応効率がよい。

「反応」と予測された顧客にのみクーポンを配布する場合:40/60=2/3

全顧客にクーポンを配布する場合:70/100=7/10

以上から、全顧客にクーポンを配布したほうが、「反応」と予測された顧客にのみに配布するより反応効率がよいことが分かります。

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