中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
経営情報システム 問2
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
自社のWebサイトの開発にあたっては、利用可能な様々な言語や仕組みがあり、Webコンテンツごとに必要な機能や表現に合ったものを使用する必要がある。これらの言語や仕組みの特徴に関する以下の①〜④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
① Webページに記述された文書・データの表示位置の指示や表の定義、および、文字修飾指示等の表示方法に関する事項を記述するもの。
② Webページ内でHTMLとともに記述することができるスクリプト言語で、サーバ側においてスクリプトを処理し、その結果を端末側で表示することが可能であり、データベースとの連携も容易である。
③ Webページの中に実行可能なコマンドを埋め込み、それをサーバ側で実行させ、実行結果を端末側で表示させる仕組み。
④ コンピュータグラフィックスに関する図形、画像データを扱うベクターイメージデータをXMLの規格に従って記述するもの。
① Webページに記述された文書・データの表示位置の指示や表の定義、および、文字修飾指示等の表示方法に関する事項を記述するもの。
② Webページ内でHTMLとともに記述することができるスクリプト言語で、サーバ側においてスクリプトを処理し、その結果を端末側で表示することが可能であり、データベースとの連携も容易である。
③ Webページの中に実行可能なコマンドを埋め込み、それをサーバ側で実行させ、実行結果を端末側で表示させる仕組み。
④ コンピュータグラフィックスに関する図形、画像データを扱うベクターイメージデータをXMLの規格に従って記述するもの。
- ①:CSS ②:ASP ③:PHP ④:SGML
- ①:CSS ②:PHP ③:SSI ④:SVG
- ①:SMIL ②:Javaアプレット ③:ASP ④:SSI
- ①:SVG ②:SMIL ③:PHP ④:SGML
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この過去問の解説 (2件)
01
に関する記述のため、2が正解です。
なお、それ以外の選択肢は下記の通りです。
ASP:webページを動的に生成・送信する仕組み。
SGML:HTMLやXMLのもとになった言語。
SMIL:マルチメディアを用いたプレゼンテーション情報をXML形式で記述するための言語仕様。
Javaアプレット:Java関連の技術。
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02
正解は、「①:CSS ②:PHP ③:SSI ④:SVG」です。
【基礎知識】
Webサイト開発における言語等の知識が問われています。
Webページを記述するための言語はHTMLというマークアップ言語が用いられます。
HTMLはWebサイトの文字などを表出させ、文書構造を決定し、ハイパーリンクで他のページへのリンクを作るため(裏返せばこれのみ)のプログラミング言語になります。
HTMLだけでは、建築で言うと骨格ができただけで建物とは言えません。そのため、文字等の装飾等を専門にしているCSSという言語を合わせて用います。HTMLとCSSはほぼセットで使われます。
これで装飾を含めた見せたい画面の作成と、他のページにリンクする機能を備えたページができます。
しかし、Webサイトを考えると、これだけではありません。例えば買い物をする際に商品をクリックして“買う”ボタンを押すなど、動きも出てきます。
こういった動きを出すために、HTMLとセットで使われるのが、PHPやJavaScriptという言語が使われます。
ここで、先ほどの“買う”処理を行う際に、クライアント(買う側のページ)で処理することもできますし、サーバー側(商品提供側のページ)で処理することもできます。
この時、サーバー側で用いられるプログラムの代表がPHP,クライアント側の代表がJavaScriptになります。
このようにWebページを作ると言っても様々な知識が必要になります。
しかし、最近ではWordPressのように、簡単にページを作るツールができています。CMS(ContentsManagementSystem)と呼ばれ、一元で管理、作成が可能です。
【選択肢評価】
① Webページの文字の装飾とありますので、CSSになります。
② サーバ側ですので、PHPになります。
③ SSIのことです。SSIとは、HTMLと一緒に使われる言語で、サーバ側でコマンドを実行し、クライアント側に送信する技術になります。
④ SVG(ベクタイメージ)のことです。
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