中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
経営情報システム 問3

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

コンピュータによる業務支援が様々な場面で求められるが、小規模なプログラム作成で対応可能な場合でも、ソースプログラムの記述から、最終的に実行可能なプログラム(実行プログラム)を作成することが必要な場合がある。
以下にソースプログラムから実行プログラムに変換する手順を図示した。図中の①〜④に当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
問題文の画像
  • ①:インタプリタ  ②:タスク         ③:カーネル        ④:コンパイラ
  • ①:コンパイラ   ②:オブジェクトファイル  ③:ライブラリファイル   ④:リンカ
  • ①:コンパイラ   ②:カーネル        ③:ジョブ         ④:ジェネレータ
  • ①:コンパイラ   ②:ジョブ         ③:オブジェクトファイル  ④:リンカ

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この過去問の解説 (2件)

01

ソースプログラムは、コンパイラ(言語プロセッサ)によって、機械語であるオブジェクトファイルとなります。
リンカによって、オブジェクトファイルとライブラリファイルが連携され、実行プログラムとなります。
したがって、2が正解です。

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02

正解は、「①:コンパイラ  ②:オブジェクトファイル  ③:ライブラリファイル  ④:リンカ」です。

【基礎知識】

当問題の図は重要ですので覚えておいていただきたい図です。

実行プログラムは以下の流れで作られます。

ソースコードの作成

ソースコードはプログラミングの文法に従い記載されたものになります。人間もわかるため、まずはソースコードでプログラミングを行います。

② ソースコードではコンピューターはわからないので、機械語に変換します。その前段でまずは、オブジェクトファイルという実行ファイルのパーツを作っていきます。この作業をコンパイルといい、この処理を行うプログラムをコンパイラと言います。

③ 複数のオブジェクトファイルと様々な機能を提供するライブラリファイルを結合し、実行ファイルを作ります。この作業をリンクと言い、リンクを行うプログラムをリンカと言います。

以上の基本的な流れが問題の図になります。

上記とは別にソースプログラムから直接実行できるプログラミング言語もあります。この言語をインタプリタ言語といい、BASIC、Perlなどがあります。

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