中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
経営情報システム 問4
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
ソフトウェアの開発には多様なプログラミング言語が使われるが、それぞれ特徴がある。下記の記述のうち最も適切なものはどれか。
- Cは、OSも開発できる言語であるが、メモリ解放の指示を忘れるとメモリリークバグが発生することがある。
- C#は、日本人が開発したオブジェクト指向型言語であるが、Perlを参考にして開発された。
- Javaは、インタプリタ言語なので、初心者にも習得がしやすい。
- Perlは、HTMLとともに記述することができるサーバサイドスクリプト言語で、Webページ作成に特化している。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.✕:Rubyの説明です。
3.✕:BASICの説明です。
4.✕:PHPの説明です。
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02
正解は、「Cは、OSも開発できる言語であるが、メモリ解放の指示を忘れるとメモリリークバグが発生することがある。」です。
【基礎知識】
プログラミング言語の知識が問われています。
C アメリカ規格強化によって標準化され、ISOやJISにも標準として採用されている。歴史が古く、汎用性が高い手続き型のブログラム言語。問いにあるように、プログラムで使用したメモリを開放していかないと、メモリが使えなくなるメモリリークバグが発生することがある。
C# マイクロソフトが開発した言語。特にWindowsとの相性がいい。C言語系を参考に作られており、文法的には理解が容易。オブジェクト指向(複数の特徴を持つため、マルチパラダイム言語とも位置付けられる)。
Java OSに依存しない汎用的なオブジェクト指向言語。汎用性の高さがメリット。やや難易度は高い。
Perl テキストの検索や抽出、レポート作成に向いたスクリプト言語。インタプリタ型。CGIではPerlが使われる。CGIとは、Common Gateway Interface の略。WWWサーバの中で外部プログラムを実行するための仕組み。
正しい。記載内容の通りです。
誤り。マイクロソフトが開発したプログラム言語です。オブジェクト指向型ですが、C言語系などが参考にされています。
誤り。インタプリタ言語としても使えますが、難易度はやや高めになります。
誤り。Webページの作成に特化しているわけではありません。Perlの成り立ちの一つは、
Practical Extraction and Report Language 実用データ取得レポート作成言語
です。
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