中小企業診断士の過去問
平成27年度(2015年)
経営情報システム 問6
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成27年度(2015年) 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
業務処理用システムの入出力画面の設計を行う場合に、作業者の利用しやすさやリレーショナルデータベース(RDB)の管理上の特性を考慮する必要がある。
以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
商品の受注業務を行う端末画面において、新規顧客からの受注データを入力する際に、[ A ]、顧客住所(都道府県)などをキーボードから直接入力するのではなく、あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法を採用するのはRDB内のデータの[ B ]するためである。
この一覧から選択して入力する作業のための画面設計において、項目が比較的少数の場合は[ C ]を、項目数が多く画面に収まらない場合などはスクロールバー付の[ D ]を用いる。
以下の文章の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記から選べ。
商品の受注業務を行う端末画面において、新規顧客からの受注データを入力する際に、[ A ]、顧客住所(都道府県)などをキーボードから直接入力するのではなく、あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法を採用するのはRDB内のデータの[ B ]するためである。
この一覧から選択して入力する作業のための画面設計において、項目が比較的少数の場合は[ C ]を、項目数が多く画面に収まらない場合などはスクロールバー付の[ D ]を用いる。
- A:顧客年齢 B:保守性を確保 C:テキストボックス D:プルダウンメニュー
- A:顧客名 B:可用性を確保 C:プルダウンメニュー D:テキストボックス
- A:商品コード B:可用性を確保 C:テキストボックス D:チェックボックス
- A:商品名 B:冗長性を排除 C:ラジオボタン D:リストボックス
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この過去問の解説 (2件)
01
B:選択することで冗長性を排除できます。
(選択形式でない場合、たとえばPCと入力する人、パソコンと入力する人などに別れてしまい、別のデータとして扱われます。)
C:選べるものとしてラジオボタン(血液型など)
D:選択肢が多く、リストから選ぶもの(都道府県など)なので、リストボックス
となります。4が正解です。
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02
正解は、「A:商品名 B:冗長性を排除 C:ラジオボタン D:リストボックス」です。
【基礎知識】
ユーザーインターフェース(UI)に関する基礎知識です。
最近はネットで商品購入する場合やアンケートに答えるなどを行う場合、様々な画面に入力を行いますので、比較的親しみやすいテーマと思います。
入力画面を構成するのは以下のようなパーツになります。
・テキストボックス:任意の文字を入力できるボックス。
・ラジオボタン:選択肢が少なく、1つだけ選ぶ場合に使われる。
(例)決済方法 〇代引き 〇クレジット 〇振込
・チェックボックス:複数項目から任意の数を選ぶ場合に使われる。
(例)メルマガで興味のある分野
〇ビジネス 〇スポーツ 〇観光 〇アウトドア 〇読書 〇コンピューター など
・リストボックス:あらかじめ用意されたリストの中から項目を選択する。
ラジオボタンやリストボックスを利用することで入力側は入力しやすいですし、企業側もデータを欲しい形で入手できるため、集計等がやりやすくなるといった利点があります。
【選択肢評価】
A 「あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する方法」とありますので、顧客名、顧客年齢はあてはまりません。商品コード、商品名に絞られます。
B 選択肢の語句について整理します。
保守性:システムがどれくらい容易にその機能や性能を維持できるか。メンテの容易さなど。
可用性:システムが障害などにより停止することなく稼働し続けること。稼働率等で表す。
冗長性:余分なもの、余剰がある、重複していること。
「あらかじめ用意したデータ一覧から選択し入力する」のは、余分なデータが誤って入力されないためですので「冗長性を排除」が正解です。
C 項目数が少ない場合は、ラジオボタンやチェックボックスが利用されます。テキストボックスは任意に記入できますので、使われることはありません。
D スクロールバーが使われるのは、リストボックスやプルダウンメニューになります。
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