中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
運営管理 問30
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 平成28年度(2016年) 問30 (訂正依頼・報告はこちら)
下表は、商品Aから商品Eの5商品の販売棚における陳列数と最近1か月の売上数量を示したものである。これらの5商品の商品単価と商品パッケージのサイズは同じで商品棚に陳列できる最大フェイス数は20とした場合、棚全体の売上数量を増やすために商品棚割を改善する考え方に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、期間中に品切れは発生していなかったものとする。
- 売場面積あたりの生産性が最も高い商品Aのフェイス数を増やす。
- 商品Dと商品Eのフェイス数を2ずつにそろえる。
- 商品補充の作業性の面で最も効率が悪い商品Dのフェイス数を増やす。
- フェイス数を1つ増やしたときに売上数量が増えるフェイス効果は、商品Aより商品Eの方が高い。
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この過去問の解説 (2件)
01
売り場面積当たりの生産性は、1フェイス当たりの売上数量を表します。もっとも生産性が高いのは商品Cです。
項番2:不適切です。
記述の内容によって売上高の増加は期待できません。
項番3:不適切です。
本表の情報のみで商品Dの商品補充の効率が悪いことを判断することができません。
項番4:適切です。
記述の通りです。1フェイス当たりの売上高は、商品Aよりも商品Eが大きいと言えます。
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02
各商品の生産性は以下のとおりで、1フェイス増やすことで見込まれる売上の増分を示しています。
商品A 120÷8=15
商品B 50÷6=8.333
商品C 50÷2=25
商品D 60÷3=20
商品E 20÷1=20
これを基に選択肢を見ていきます。
不適切です。
生産性が最も高いのは商品Cです。
不適切です。
それぞれの生産性は同じなので、フェイス数をそろえても効果はありません。
不適切です。
生産性が最も高い商品Cのフェイス数を増やすべきです。
適切です。
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