中小企業診断士の過去問
平成28年度(2016年)
経営情報システム 問21
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問題
中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 平成28年度(2016年) 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
顧客に情報サービスを提供するシステムを開発するプロジェクトにおいては、品質に関わる様々な基準や仕組みを考慮しなければならない。以下のa〜cについて参考とする基準や仕組みの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a 顧客に提供する情報サービス品質の管理
b セキュリティを重視するIT製品の調達
c ソフトウェア品質保証のために厳密に定義された仕様記述と検証
a 顧客に提供する情報サービス品質の管理
b セキュリティを重視するIT製品の調達
c ソフトウェア品質保証のために厳密に定義された仕様記述と検証
- a:Common Criteria b:ITSMS c:ISMS
- a:ITSMS b:Common Criteria c:VDM
- a:ISMS b:VDM c:Common Criteria
- a:VDM b:ISMS c:ITSMS
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この過去問の解説 (2件)
01
Common Criteriaとは、情報セキュリティに関する国際規格のことであり、IT製品を調達する際に充分なセキュリティ対策が施されているか判断する基準となります。
VDMはVienna Development Method(ウィーン開発手法)の略であり、仕様書を厳密に記述・検証する手法になります。厳密に記述することで検証を容易にし、高品質なソフトウェア開発につなげることができます。
ISMSは、情報セキュリティマネジメントシステムの略で、情報セキュリティを管理する仕組みのことになります。
従って、正答は2となります。
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02
システム品質に関わる様々な基準や仕組みを問う問題です。
本科目で出題される用語は、単語の頭文字を取ったものが多いですが、「b:セキュリティを重視するIT製品の調達」については頭文字を取ったものではなく少し異色であるため、他の用語に比べて印象に残りやすく覚えておくと便利です(本問でも、知っていれば一発で正答できます)。
a:顧客に提供する情報サービス品質の管理→ITSMS(IT Service Management System)
b:セキュリティを重視するIT製品の調達→Common Criteria
c:ソフトウェア品質保証のために厳密に定義された仕様記述と検証→VDM(Vienna Development Method)の組み合わせが正解となります。
ISMSは、Information Security Management Systemの頭文字を取ったものになります。ISMSは、サービスではなくセキュリティになります。
a~c全て誤りです。
正解の選択肢となります。
a~c全て誤りです。
a~c全て誤りです。
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