中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
財務・会計 問14

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 財務・会計 令和元年度(2019年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

以下の図は、横軸にリスク、縦軸にリターンを取ったリスク・リターン平面上に、資産 Aから資産 Dのそれぞれのリスクとリターンをプロットしたものである。このとき、図中にある無差別曲線を有する投資家が、保有する際に最も望ましいと考えられる資産として、最も適切なものを選択肢の中から選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

投資家の選好するポートフォリオに関する問題です。無差別曲線とは、経済学で取り扱う無差別曲線と同様で、投資家の選好するリスクとリターンの組み合わせによって得られる効用として同じものを結んだ曲線です。

また無差別曲線の形ですが、左上方に近いほどリターンが大きくなります。これは曲線の形を見てもらえればわかりやすいと思います。

以上から複数存在する無差別曲線のうち、一番内側のものの上に存在する資産を選択すべきであることがわかります。

選択肢1. A

正解です。

選択肢2. B

適切なものはAですので誤りです。

選択肢3. C

適切なものはAですので誤りです。

選択肢4. D

適切なものはAですので誤りです。

まとめ

投資家のポートフォリオに関する問題でした。平易な内容ですので、問われたらすぐ解答できるように覚えておきましょう。

参考になった数5

02

正解は1です。

投資家心理の無差別曲線に関する問題です。

本問の無差別曲線は、右上がりの為リスク回避型です。リスク回避型の無差別曲線は左上の効用が高くなり、Aが適切です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→上記より適切です。

2→上記より適切ではありません。

3→上記より適切ではありません。

4→上記より適切ではありません。

参考になった数5