中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
中小企業経営・中小企業政策 問25

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和元年度(2019年) 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

経営革新支援事業は、中小企業者が、経営の向上を図るために経営革新計画の承認を受けると、多様な支援を受けることができるものである。
経営革新支援事業に関する下記の設問に答えよ。

文中の下線部に関する具体的な支援内容として、最も不適切なものはどれか。
  • 経営革新に取り組む人材への補助金
  • 信用保証の特例
  • 政府系金融機関の特別利率による融資制度
  • 販路開拓コーディネート事業

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は1です。

経営革新支援事業は、保証協会の別枠保証、日本政策金融公庫の低利融資、販路開拓コーディネート事業があります。しかし補助金はありません。

各選択肢については、以下の通りです。

1→上記の通り不適切です。

2→上記の通り適切です。

3→上記の通り適切です。

4→上記の通り適切です。

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02

経営革新計画事業の支援内容についての問題です。

2019年版中小企業施策利用ガイドブックを確認すると、各支援内容は以下のようになっています。

  1. 1.政府系金融機関の特別利率による融資制度等
  2. 2.信用保証の特例
  3. 3.中小企業投資育成株式会社法の特例
  4. 4.販路開拓コーディネート事業

本問の選択肢の「経営革新に取り組む人材への補助金」は該当しないため不適切となります。

選択肢1. 経営革新に取り組む人材への補助金
  • 支援内容に定められていないため、本選択肢が正解です。

選択肢2. 信用保証の特例
  • 支援内容に該当するため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 政府系金融機関の特別利率による融資制度

支援内容に該当するため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 販路開拓コーディネート事業

支援内容に該当するため、本選択肢は不正解です。

まとめ

施策を利用する条件だけではなくて、その支援内容も出題されることがあるため、体系化して整理して各施策の内容を覚える必要があります。

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