中小企業診断士の過去問
令和元年度(2019年)
中小企業経営・中小企業政策 問26

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和元年度(2019年) 問26 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」は、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者等の設備投資等を支援するものである。認定支援機関のバックアップを得た事業を行う中小企業・小規模事業者等であり、以下の( 1 )、( 2 )のいずれかの要件を満たすものが対象となる。

( 1 )(   )で示された方法で行う革新的なサービスの創出・サービス提供プロセスの改善であり、「付加価値額」及び「経常利益」の一定水準の向上を達成できる計画であること。
( 2 )「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善であり、「付加価値額」及び「経常利益」の一定水準の向上を達成できる計画であること。

文中の空欄に入る語句として、最も適切なものはどれか。
  • 経営力向上計画
  • 産業競争力強化法
  • 中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン
  • 特定ものづくり基盤技術高度化指針

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この過去問の解説 (2件)

01

ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金の対象となる要件についての問題です。

2019年版中小企業施策利用ガイドブックを確認すると、空欄に入る要件は「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」と記載されています。

選択肢1. 経営力向上計画

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 産業競争力強化法

本選択肢は不正解です。

選択肢3. 中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン

本選択肢が正解です。

選択肢4. 特定ものづくり基盤技術高度化指針

本選択肢は不正解です。

まとめ

「複数の中小企業・小規模事業者等が連携して 取り組む生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための 設備投資等を支援」として定められている施策です。

また、「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した試作品開発や生産プロセスの改善でも対象となると定められています。

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02

正解は3です。

「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」に関する問題です。

「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法で行うサービスの創出などが要件になります。

各選択肢については、以下の通りです。

1→上記の通り適切ではありません。

2→上記の通り適切ではありません。

3→上記の通り適切です。

4→上記の通り適切ではありません。

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