中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
経営情報システム 問14

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和2年度(2020年) 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

インターネットを用いたマーケティングは、その効果を測定しやすい上、安価に利用できる。そのために、中小企業にも有力な広告媒体として期待されている。
インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • Webサイトを訪れたユーザ全体の中で、商品購入や会員登録などの成果が得られた割合を示す指標を「エンゲージメント率」という。
  • ある商品の購買が他の商品の購買とどの程度相関しているかを示す指標を「コンバージョン率」という。
  • 訪れた最初のWebページだけを見て、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「離脱率」という。
  • メールによる広告配信を停止したり、ユーザアカウントを解約したりしたユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「チャーン率」という。

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この過去問の解説 (3件)

01

インターネットを用いたマーケティングの成果指標についての出題です。

1. 間違い

コンバージョン率(CVR、CV率)は、商品の購入や申し込みがあった割合を示す指標です。

エンゲージメント率は、SNS等の投稿に反応(いいね、など)があった割合です。

2. 間違い

リフト値は、ある商品の購買が他の商品の購買とどの程度相関しているかを示す指標です。

3. 間違い

直帰率は、訪れた最初のWebページだけを見て、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合です。

離脱率は、最初のページだけでなく他のページも見た後に離脱した割合です。

4. 正解

チャーン率は、メール配信サービスやアカウントの解約の全ユーザー数の割合です。

よって、正解は4

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02

インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する記述として、最も適切なものを選びます。

選択肢 1 不適切です。

エンゲージメント率とは、TwitterやFacebookなどのSNSにおいて、投稿に対しいいねやコメントなどでどれだけ反応を得られたかを表す指標です。

設問文の記述はコンバージョン率の内容であるため、不適切であると判断できます。

選択肢2 不適切です。

コンバージョン率とは、選択肢1に記載してある、Webサイトを訪れたユーザ全体の中で、商品購入や会員登録などの成果が得られた割合を示す指標のことです。

設問文の記述はリフト値に関する内容であるため、不適切であると判断できます。

選択肢3 不適切です。

離脱率とは、webページを見た人のうち、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を指します。

一方で、設問文の、訪れた最初のWebページだけを見て、のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を直帰率と言います。よって、設問文は不適切であると判断できます。

選択肢4 適切です。

チャーン率とは、設問文のように、一定期間に取引を停止したユーザー数の割合を示す指標です。よって、設問文は適切であると判断できます。

よって、選択肢4が最も適切であると判断できます。

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03

インターネットを用いたマーケティングの効果測定指標に関する問題です。各指標と記述の対応関係が問われています。

選択肢1. Webサイトを訪れたユーザ全体の中で、商品購入や会員登録などの成果が得られた割合を示す指標を「エンゲージメント率」という。

Webサイトを訪れたユーザ全体の中で、商品購入や会員登録などの成果が得られた割合を示す指標を「コンバージョン率」といいます。

選択肢2. ある商品の購買が他の商品の購買とどの程度相関しているかを示す指標を「コンバージョン率」という。

本選択肢は、クロスセル率に関する記述となります。

選択肢3. 訪れた最初のWebページだけを見て、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「離脱率」という。

訪れた最初のWebページだけを見て、他のページに移動せずにWebサイトから離れるユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「直帰率」といいます。

選択肢4. メールによる広告配信を停止したり、ユーザアカウントを解約したりしたユーザの数の全ユーザ数に対する割合を「チャーン率」という。

正解の選択肢となります。

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