中小企業診断士の過去問
令和2年度(2020年)
中小企業経営・中小企業政策 問42

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和2年度(2020年) 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

小規模事業者経営発達支援融資制度は、一定の要件を満たす小規模事業者が、事業の持続的発展のための取り組みに必要な資金について低利で融資を受けることができる制度である。

文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は3,600万円である。
  • 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は7,200万円である。
  • 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は3,600万円である。
  • 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は7,200万円である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

設問では、小規模事業者経営発達支援融資制度で融資を受けられる「資金」の内容について問われています。融資を受けられる資金は、事業の持続的発展を目的とした事業計画の実施のために必要とする設備資金およびそれに伴う運転資金です。

融資限度額は7,200万円(うち運転資金4,800万円)

返済期間は設備資金が20年以内、運転資金が8年以内で、いずれも2年間の据置期間が設けられています。

各選択肢の解説は次の通りです。

1→誤りです。融資には運転資金も含まれます。また、融資限度額は3,600万円までではなく7,200万円までです。

2→誤りです。融資には運転資金も含まれます。

3→誤りです。貸付限度額は7,200万円です。

4→正解です。解説は上記の通りです。

参考になった数2

02

対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は7,200万円である。が正解の選択肢となります。

選択肢1. 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は3,600万円である。

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は7,200万円である。

上記説明より、不適切です。

選択肢3. 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は3,600万円である。

上記説明より、不適切です。

選択肢4. 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は7,200万円である。

正解です。

まとめ

【参考サイト】小規模事業者経営発達支援資金(日本政策金融公庫)

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/syoukibojigyousya.html

参考になった数1

03

小規模事業者経営発達支援融資制度の融資額は以下のようになっています。

 

・対象は設備資金及びそれに伴う運転資金

・融資限度額 7,200万円(うち運転資金4,800万円)

 

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は3,600万円である。

対象資金に運転資金も含まれ、貸付限度額は7,200万円であるため、本選択肢は不正解です。

選択肢2. 対象資金は「設備資金」であり、「運転資金」は含まれない。貸付限度は7,200万円である。

対象資金に運転資金も含まれているため、本選択肢は不正解です。

選択肢3. 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は3,600万円である。

貸付限度額は7,200万円であるため、本選択肢は不正解です。

選択肢4. 対象資金は「設備資金及びそれに付随する運転資金」であり、貸付限度は7,200万円である。

本選択肢が正解です。

まとめ

小規模事業者経営発達支援資金は募集終了しています

学習する際は注意してください。

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