中小企業診断士の過去問
令和3年度(2021年)
中小企業経営・中小企業政策 問3

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和3年度(2021年) 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

財務省「平成30年度法人企業統計調査年報」に基づき、企業規模別・業種別の資本装備率を見た場合の記述として、最も適切なものはどれか。
なお、ここで大企業とは資本金10億円以上、中小企業とは資本金1億円未満の企業とする。資本装備率は有形固定資産( 建設仮勘定を除く )( 期首・期末平均 )を従業員数で除して算出する。
  • 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )、中小企業( 非製造業 )とも上回る。
  • 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )、中小企業( 非製造業 )とも下回る。
  • 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )を上回り、中小企業( 非製造業 )を下回る。
  • 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )を下回り、中小企業( 非製造業 )を上回る。

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この過去問の解説 (3件)

01

資本装備率について、中小企業(製造業)は、631万円/人、大企業(製造業)は1,812万円/人、中小企業(非製造業)は、760万円/人、大企業(非製造業)は2,937万円/人となっています。

従って、2.が正解です。

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02

答え:2

企業規模別・業種別の資本装備率は、小規模企業白書に分かりやすくまとめられています(中小企業白書ではありません!!)。2020年版小規模企業白書の第1部第2章に掲載されている第1-2-2図を参照してください。

前述のグラフより、製造業の資本装備率は、中小企業は 631万円/人、大企業は 1,812万円/人と分かります。また、非製造業の資本装備率は、中小企業は 760万円/人、大企業は 2,937万円/人と分かります。資本装備率は、機械化がどれほど進んでいるかの指標でもあります。すなわち、中小企業は大企業に比べて、業務の機械化が進んでいないことを示しています。

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03

2020年度中小企業白書によると資本装備率は、

中小企業(製造業)…631万円/人

中小企業(非製造業)…760万円/人

大企業(製造業)…1812万円/人

大企業(非製造業)…2937万円/人

です。

選択肢1. 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )、中小企業( 非製造業 )とも上回る。

上記説明より、不適切です。

選択肢2. 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )、中小企業( 非製造業 )とも下回る。

正解です。

選択肢3. 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )を上回り、中小企業( 非製造業 )を下回る。

上記説明より、不適切です。

選択肢4. 中小企業( 製造業 )の資本装備率は、大企業( 非製造業 )を下回り、中小企業( 非製造業 )を上回る。

上記説明より、不適切です。

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