中小企業診断士の過去問
令和5年度(2023年)
運営管理 問35

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 運営管理 令和5年度(2023年) 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

時系列データを用いた需要予測を行う際には、時系列データの変動要素を理解することが重要である。十分な期間が存在する時系列データの変動は、傾向変動、循環変動、季節変動、不規則変動の4種類の要素に分解することができる。
これらの変動要素のうち、季節変動に関する記述として、最も適切なものはどれか。
  • 季節調整値は、原数値に季節変動を付加した値である。
  • 季節変動の要因の1つは、景気の好況あるいは不況によって繰り返される変動である。
  • 季節変動の要因の1つは、突発的な需要変動である。
  • 季節変動は、1年を周期とする変動である。
  • 季節変動は、長期間にわたって一方的な増加または減少の方向を持続する変動である。

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この過去問の解説 (1件)

01

季節変動とは季節の変化に応じて需要が一定の傾向で変動することです。

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. 季節調整値は、原数値に季節変動を付加した値である。

季節調整値は、原数値から季節変動を除いた値のことです。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢2. 季節変動の要因の1つは、景気の好況あるいは不況によって繰り返される変動である。

景気の好況あるいは不況によって繰り返される変動は、季節変動ではなく循環変動です。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢3. 季節変動の要因の1つは、突発的な需要変動である。

突発的な需要変動は、季節変動ではなく不規則変動です。

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢4. 季節変動は、1年を周期とする変動である。

季節変動の説明として適しているため、本選択肢が正解です。

選択肢5. 季節変動は、長期間にわたって一方的な増加または減少の方向を持続する変動である。

長期間にわたって一方的な増加または減少の方向を持続する変動は、季節変動ではなく傾向変動です。

そのため本選択肢は不正解です。

まとめ

需要予測は過去にも出題されている論点であるため、学習して対策しておきましょう

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