インターネット上での情報流通の特徴に関する問題です。
解答群の絞り込みの一例を以下に挙げますが、正解を絞り込むというだけではなく、知っている用語が正解に当てはまらなければ消去法で正解できるという意味合いもあります。
空欄A:企業経営理論でも出題される可能性がありそうな内容です。似ている用語には「集団浅慮(グループシンク)」があります。
空欄B:ナッジは行動経済学で「行動を後押しする」という意味で用いられていますので、ご存じの方も多いかと思います。
空欄C:「自分と似た意見が返ってくる」という記述から、「やまびこ」のような記述を含む用語が正解なのではないかと思われます。
空欄D:本科目で過去に出題されたことがあります。過去問題を復習していれば、対応可能です。
選択肢1. A:集団極性化 B:サイバーカスケード C:エコーチェンバー D:フィルターバブル
選択肢2. A:集団極性化 B:サイバーカスケード C:バックファイア効果 D:エゴサーチ
選択肢3. A:ハロー効果 B:サイバーカスケード C:バックファイア効果D:エゴサーチ
選択肢4. A:ハロー効果 B:ナッジ C:エコーチェンバー D:フィルターバブル
選択肢5. A:ハロー効果 B:ナッジ C:バックファイア効果 D:フィルターバブル
まとめ
【補足】
本科目は、以前は選択肢が4つでしたが現在では5つに増えており、知識が不十分な問題があると選択肢の絞込みが難しくなっています。
しかしながら、本問は難易度としては標準的と考えられますので、解答群の用語4つのうち半分が分かれば正答することが可能です。
他の科目を含めて、どうしても暗記しなければならない内容が多くなり、闇雲に覚えようとすると負担が大きくなって逆効果ですが、過去問題の復習は必須なので過去に出題履歴のある「フィルターバブル」、テレビで取り上げられる機会のある「ナッジ」など、日常生活で自然と入ってくる情報を優先的にキャッチしていくと、あまりストレスに感じることなく知識を増やすことができます。