中小企業診断士 過去問
令和5年度 再試験(2023年)
問150 (経営情報システム 問3)

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問題

中小企業診断士試験 第1次試験 経営情報システム 令和5年度 再試験(2023年) 問150(経営情報システム 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

Webアプリケーション開発に用いられる言語や技術に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  Ajaxは、WebブラウザのJavaScriptのHTTP通信機能を利用して、対話型のWebアプリケーションを構築する技術である。
b  Cookieは、Webサーバに対するアクセスがどの端末からのものであるかを識別するために、Webサーバの指示によってWebサーバにユーザ情報などを保存する技術である。
c  CSSは、HTMLやXMLの要素をどのように表示するかを指示する仕様の1つで、表示クライアント側で処理される。
d  Pythonは、C言語にクラスやインヘリタンスといったオブジェクト指向の概念を取り入れた言語であり、C言語に対して上位互換性を持つ。
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正

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この過去問の解説 (1件)

01

Webアプリケーション開発に用いられる言語や技術に関する問題です。

 

ITの実務家でない方でも、Cookie(解答群b)やPython(解答群d;パイソンと読みます)は見聞きしたことはあるのではないかと思います。以下、誤りの解答群のみ解説いたします。

b.Cookieは、Webサーバに対するアクセスがどの端末からのものであるかを識別するために、Webサーバの指示によってWebブラウザにユーザ情報などを保存する技術です。
d.C++は、C言語にクラスやインヘリタンスといったオブジェクト指向の概念を取り入れた言語であり、C言語に対して上位互換性を持ちます。

→プログラム言語についての復習をしておくことが前提になりますが、「C言語に対して上位互換性を持つ」という記述で正誤判断をしたいところです。また、英語が得意な方であれば「インヘリタンス」(継承)という記述でも対応できるかも知れません。

 

なお、本問は、解答群bとdの正誤判断ができれば選択肢が1つに絞り込まれます。したがって、試験対策上は普段見聞きしたことがある用語の正誤判断ができるレベル感が求められていると考えられます。

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:誤

不適切な選択肢です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤

正解の選択肢となります。

選択肢3. a:誤  b:正  c:正  d:正

不適切な選択肢です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:誤  d:誤

不適切な選択肢です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正  d:正

不適切な選択肢です。

まとめ

【補足】

 

プログラミング言語に関する問題は毎年のように出題される頻出論点ですが、実務で馴染みのない方については理解しづらく、苦手意識が生まれやすい領域です。

 

過去問題は豊富にありますので、直近5年間の過去問題から各プログラミング言語の記述を見比べて、共通のキーワードがある場合はキーワードで紐づけると覚えやすいです(例:Ruby=日本人が開発した、まつもとひろゆき等)。

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