第三種電気主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
電力 問41

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 電力 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

図に示すように、線路インピーダンスが異なるA、B回線で構成される154kV系統があったとする。A回線側にリアクタンス5%の直列コンデンサが設置されているとき、次の問に答えよ。なお、系統の基準容量は、10MV·Aとする。

図に示す系統の合成線路インピーダンスの値[%]として、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2番の5[%]です。


【計算】

A回線の合成インピーダンスXaを求めます。

 Xa=15-5=10[%]

合成インピーダンスXabを求めます。

 Xab=1/{(1/Xa)+(1/Xb)}
   =1/{(1/10)+(1/10)}
   =5[%]

となります。

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02

合成線路インピーダンスは、下記のとおりです。

 % Z=(15-5)*10/((15-5)+10)

   =5[%]

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03

A回線のリアクタンスXaを
15-5=10[%]
とすると、B回線のリアクタンスXbは10[%]であるから、並列合成インピーダンスXは
1/X=1/Xa+1/Xb
X=Xa×Xb/(Xa+Xb)
=5[%]
となります。

参考になった数1