第三種電気主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
法規 問75
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問題
第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 法規 問75 (訂正依頼・報告はこちら)
図のように既設の高圧架空電線路から、電線に硬銅より線を使用した電線路を高低差なく径間40m延長することにした。
新設支持物にA種鉄筋コンクリート柱を使用し、引留支持物とするため支線を電線路の延長方向10mの地点に図のように設ける。電線と支線の支持物への取付け高さはともに10mであるとき、次の問に答えよ。
電線の水平張力を13kNとして、その張力を支線で全て支えるものとする。
支線の安全率を1.5としたとき、支線に要求される引張強さの最小の値[kN]として、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
新設支持物にA種鉄筋コンクリート柱を使用し、引留支持物とするため支線を電線路の延長方向10mの地点に図のように設ける。電線と支線の支持物への取付け高さはともに10mであるとき、次の問に答えよ。
電線の水平張力を13kNとして、その張力を支線で全て支えるものとする。
支線の安全率を1.5としたとき、支線に要求される引張強さの最小の値[kN]として、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
- 6.5
- 10.7
- 19.5
- 27.6
- 40.5
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この過去問の解説 (2件)
01
支持物と支線は直角二等辺三角形ですので、支線の張力は
13×√2kNとなります。
安全率1.5のため13√2×1.5=27.57≒27.6kNが正解です。
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02
【解説】
支線の角度は直角三角形の2辺が10mなので、45°になります。
13[kN]を45°の支線で支える計算をした後、安全率をかけて答えを求めます。
【計算】
13 / sin45° * 1.5 ≒ 27.6[kN]
となります。
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