第三種電気主任技術者の過去問
平成27年度(2015年)
法規 問78

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問題

第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 法規 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

周囲温度が25℃の場所において、単相3線式(100/200V)の定格電流が30Aの負荷に電気を供給する低圧屋内配線Aと、単相2線式(200V)の定格電流が30Aの負荷に電気を供給する低圧屋内配線Bがある。いずれの負荷にも、電動機又はこれに類する起動電流が大きい電気機械器具は含まないものとする。二つの低圧屋内配線は、金属管工事により絶縁電線を同一管内に収めて施設されていて、同配管内に接地線は含まない。低圧屋内配線Aと低圧屋内配線Bの負荷は力率100%であり、かつ、低圧屋内配線Aの電圧相の電流値は平衡しているものとする。また、低圧屋内配線A及び低圧屋内配線Bに使用する絶緑電線の絶縁体は、耐熱性を有しないビニル混合物であるものとする。

低圧屋内配線Aに用いる絶縁電線に要求される許容電流IAと低圧屋内配線Bに用いる絶縁電線に要求される許容電流IBのそれぞれの最小値[A]の組合せとして、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • A:22.0  IB:44.1
  • A:23.8  IB:47.6
  • A:47.6  IB:47.6
  • A:24.8  IB:49.6
  • A:49.6  IB:49.6

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この過去問の解説 (2件)

01

正しい組み合わせは、3番です。

【解説】
低圧屋内配線A、Bともに、定格電流30[A]の負荷であり、同一管内に収められているため、同じ値になります。


【計算】
 IA=IB=30/(k1*k2)
    =30/(1*0.63)
    =47.6[A]

となります。

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02

屋内配線A,Bともに定格電流30Aで力率100%であり、
k1=1.00 k2=0.63と求められたため

それぞれの許容電流を求めると

30=IA×1.00×0.63
IA=30/0.63=47.6

30=IB×1.00×0.63
IB=30/0.63=47.6

となります。

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