第三種電気主任技術者の過去問
平成29年度(2017年)
法規 問69
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問題
第三種 電気主任技術者試験 平成29年度(2017年) 法規 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章は、「発電用風力設備に関する技術基準を定める省令」に基づく風車の安全な状態の確保に関する記述である。
a 風車(発電用風力設備が一般用電気工作物である場合を除く。以下aにおいて同じ。)は、次の場合に安全かつ自動的に停止するような措置を講じなければならない。
①(ア)が著しく上昇した場合
②風車の(イ)の機能が著しく低下した場合
b 最高部の(ウ)からの高さが20mを超える発電用風力設備には、(エ)から風車を保護するような措置を講じなければならない。ただし、周囲の状況によって(エ)が風車を損傷するおそれがない場合においては、この限りでない。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
a 風車(発電用風力設備が一般用電気工作物である場合を除く。以下aにおいて同じ。)は、次の場合に安全かつ自動的に停止するような措置を講じなければならない。
①(ア)が著しく上昇した場合
②風車の(イ)の機能が著しく低下した場合
b 最高部の(ウ)からの高さが20mを超える発電用風力設備には、(エ)から風車を保護するような措置を講じなければならない。ただし、周囲の状況によって(エ)が風車を損傷するおそれがない場合においては、この限りでない。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
- (ア)回転速度 (イ)制御装置 (ウ)ロータ最低部 (エ)雷撃
- (ア)発電電圧 (イ)圧油装置 (ウ)地表 (エ)雷撃
- (ア)発電電圧 (イ)制御装置 (ウ)ロータ最低部 (エ)強風
- (ア)回転速度 (イ)制御装置 (ウ)地表 (エ)雷撃
- (ア)回転速度 (イ)圧油装置 (ウ)ロータ最低部 (エ)強風
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この過去問の解説 (2件)
01
発電用風力設備に関する技術基準を定める省令及びその解釈からの出題です。
風車の安全な状態の確保は第5条で規定されています。
第5条第1項
風車は、次の各号の場合に安全かつ自動的に停止するような措置を講じなければならない。
一 (ア)「回転速度」が著しく上昇した場合
二 風車の(イ)「制御装置」の機能が著しく低下した場合
第2項
発電用風力設備が一般用電気工作物である場合には、前項の規定は、同項中「安全かつ自動的に停止するような措置」とあるのは「安全な状態を確保するような措置」と読み替えて適用するものとする。
第3項
最高部の(ウ)「地表」からの高さが二十メートルを超える発電用風力設備には、雷撃から風車を保護するような措置を講じなければならない。ただし、周囲の状況によって(エ)「雷撃」が風車を損傷するおそれがない場合においては、この限りでない。
よって答えは4番の(ア)回転速度、(イ)制御装置、(ウ)地表、(エ)雷撃となります。
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02
発電用風力設備に関する技術基準を定める省令の 5条 風車の安全な状態の確保 で定められています。
(風車の安全な状態の確保)
第五条
・1項
風車は、次の各号の場合に安全かつ自動的に停止するような措置を講じなければならない。
一 回転速度が著しく上昇した場合
二 風車の制御装置の機能が著しく低下した場合
・2項
発電用風力設備が一般用電気工作物である場合には、前項の規定は、
同項中「安全かつ自動的に停止するような措置」とあるのは
「安全な状態を確保するような措置」と読み替えて適用するものとする。
・3項
最高部の地表からの高さが二十メートルを超える発電用風力設備には、
雷撃から風車を保護するような措置を講じなければならない。
ただし、周囲の状況によって雷撃が風車を損傷するおそれがない場合に
おいては、この限りでない。
・問題文aは、1項 に記載してあります。
(ア)には「回転速度」が入ります。
(イ)には「制御装置」が入ります。
・問題文bは、3項 に記載してあります。
(ウ)には「地表」が入ります。
(エ)には「雷撃」が入ります。
(ア)~(エ)には、(ア)回転速度、(イ)制御装置、(ウ)地表、(エ)雷撃 が入ります。
よって、問題の組合せは「4」になります。
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