第三種電気主任技術者の過去問
平成29年度(2017年)
法規 問71
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第三種 電気主任技術者試験 平成29年度(2017年) 法規 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」における低圧幹線の施設に関する記述の一部である。
低圧幹線の電源側電路には、当該低圧幹線を保護する過電流遮断器を施設すること。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
a 低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合
b 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記aに掲げる低圧幹線に接続する長さ(ア)m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合
c 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記a若しくは上記bに掲げる低圧幹線に接続する長さ(イ)m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の負荷側に他の低圧幹線を接続しない場合
d 低圧幹線に電気を供給する電源が(ウ)のみであって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線を通過する(エ)電流以上である場合
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
低圧幹線の電源側電路には、当該低圧幹線を保護する過電流遮断器を施設すること。ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
a 低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合
b 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記aに掲げる低圧幹線に接続する長さ(ア)m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合
c 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記a若しくは上記bに掲げる低圧幹線に接続する長さ(イ)m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の負荷側に他の低圧幹線を接続しない場合
d 低圧幹線に電気を供給する電源が(ウ)のみであって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線を通過する(エ)電流以上である場合
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の( 1 )~( 5 )のうちから一つ選べ。
- (ア)10 (イ)5 (ウ)太陽電池 (エ)最大短絡
- (ア)8 (イ)5 (ウ)太陽電池 (エ)定格出力
- (ア)10 (イ)5 (ウ)燃料電池 (エ)定格出力
- (ア)8 (イ)3 (ウ)太陽電池 (エ)最大短絡
- (ア)8 (イ)3 (ウ)燃料電池 (エ)定格出力
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
電気設備技術基準の解釈からの出題です。
低圧幹線の施設は第148条で規定されています。
問題文は第148条四号の文章です。
四 低圧幹線の電源側電路には、当該低圧幹線を保護する過電流遮断器を施設すること。
ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
イ 低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合
ロ 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記aに掲げる低圧幹線に接続する長さ(ア)「8」m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合
ハ 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又は上記イ若しくはロに掲げる低圧幹線に接続する長さ(イ)「3」m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の負荷側に他の低圧幹線を接続しない場合
ニ 低圧幹線に電気を供給する電源が(ウ)「太陽電池」のみであって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線を通過する(エ)「最大短絡」電流以上である場合
よって答えは5番の(ア)8、(イ)3、(ウ)太陽電池、(エ)最大短絡となります。
参考になった数8
この解説の修正を提案する
02
「電気設備技術基準の解釈」の 5章 第148条四で定められています。
【低圧分岐回路等の施設】
第148条
四 低圧幹線の電源側電路には、当該低圧幹線を保護する過電流遮断器を施設すること。
ただし、次のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
イ 低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の55%以上である場合
ロ 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又はイに掲げる低圧幹線に接続する長さ8m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線の電源側に接続する他の低圧幹線を保護する過電流遮断器の定格電流の35%以上である場合
ハ 過電流遮断器に直接接続する低圧幹線又はイ若しくはロに掲げる低圧幹線に接続する長さ3m以下の低圧幹線であって、当該低圧幹線の負荷側に他の低圧幹線を接続しない場合
ニ 低圧幹線に電気を供給する電源が太陽電池のみであって、当該低圧幹線の許容電流が、当該低圧幹線を通過する最大短絡電流以上である場合
問題文aは、イに記載してあります。
問題文bは、ロに記載してあります。
(ア)には「8」が入ります。
問題文cは、ハ に記載してあります。
(イ)には「3」が入ります。
問題文dは、ニ に記載してあります。
(ウ)には「太陽電池」、(エ)には「最大短絡」が入ります。
(ア)~(エ)には、(ア)8、(イ)3、(ウ)太陽電池、(エ)最大短絡 が入ります。
よって、正しい組合せのものは「4」になります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問70)へ
平成29年度(2017年)問題一覧
次の問題(問72)へ