問題
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下表に示す真理値表の演算結果と一致する論理式はどれか。
1 .
2 .
3 .
4 .
5 .
( 技術士 第一次試験 平成28年度(2016年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問8 )
1番からみていきます。
A+Bにそれぞれ0を入れると、0になるはずですが、表の演算結果は1であり一致しません。
次に、2番のABにそれぞれ0を入れるのですが、0の否定の1を入れることになりますので、演算結果は1となり一致します。
Aに0、Bに1を、またはAに1、Bに0を入れても演算結果は1となり一致します。
最後のABそれぞれに1を入れる場合は1の否定の0を入れることになりますので、
演算結果は0となり、こちらも一致します。
次に3番ですが、AとBに0を入れると0になりますので、こちらは演算結果と一致しません。
次に4番です。こちらはAとBに0を入れる以外は、0の演算結果になるので一致しません。
最後に5番ですが、ABそれぞれ0を入れても演算結果は1になりません。
したがって、2番が正解になります。
正解は2です。
まず、表の演算結果はNANDです。これはA・Bと書きます。
つながっている否定はANDとORをひっくり返すとつながってない否定に変えることができます。
これをド・モルガンの定理といいます。
したがってA・B=A+Bになるので2が正解です。
(※傍線は本来文字の上につきますが、フォームの都合で下に線を引いています)
もしわからなければ、上から全部実際に当てはめて計算しても求まると思います。
1:A=0,B=0のとき結果が0になるので違う
2:全部正しくなる
3:A=0,B=0のとき結果が0になるので違う
4:A=0,B=1のとき結果が0になるので違う
5:A=0,B=0のとき結果が0になるので違う