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技術士の過去問 平成28年度(2016年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問10

問題

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アクセス時間が1.00[ns]のキャッシュとアクセス時間が100[ns]の主記憶からなる計算機システムがある。キャッシュのヒット率が95%のとき、このシステムの実効アクセス時間として、最も近い値はどれか。ただし、キャッシュのヒット率とは呼び出されたデータがキャッシュに入っている確率である。
   1 .
0.05[ns]
   2 .
0.95[ns]
   3 .
5.00[ns]
   4 .
5.95[ns]
   5 .
95.0[ns]
( 技術士 第一次試験 平成28年度(2016年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問10 )
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この過去問の解説 (4件)

37
実効アクセス時間を求める問題です。

実効アクセス時間とは、主記憶とキャッシュを両方搭載しているコンピューターにおいて、メモリの1回のアクセスにかかる平均時間を表しています。

キャッシュにヒットする確率が95%と書かれているので、100回アクセスするとすれば、95回はキャッシュにアクセス(1.00[ns])し、5回は主記憶にアクセス(100[ns])することを意味しています。

よって、100回アクセスするのに要する時間は、
(95 ×1) + (5 × 100)で表され、
それを1回あたりにしたものが実効アクセス時間になります。
{(95 ×1) + (5 × 100)}/100 = 5.95[ns]

よって、4が正解です。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

実行アクセス時間は「キャッシュのアクセス時間×キャッシュのヒット率+主記憶のアクセス時間×(1-キャッシュのヒット率)」で算出します。

設問では、

キャッシュの

 アクセス時間:1.00[ns]

 ヒット率:0.95

主記憶の

 アクセス時間:100[ns]

 ヒット率:0.05

ですから、実行アクセス時間=1.00×0.95+100×0.05=5.95となります。

したがって、4が正解です。

4
正解は4です。
題意から、計算機システムにアクセスしたときのアクセス時間は、
100回中95回が1nsであり、100回中5回が100nsであると解釈できます。
このシステムの実行アクセス時間を求めると、
(95×1 + 5×100) ÷ 100 =5.95(ns) となります。
各選択肢の内容は以下の通りです。

1.誤りです。キャッシュにヒットした場合でも1nsかかるのでアクセス時間が0.05nsになるのは考え難いです。
2.誤りです。キャッシュヒットした場合とほぼ同じ程度のアクセス時間なので、キャッシュヒット率が95%では達成することは出来ません。
3.誤りです。実行アクセス時間5nsには、キャッシュヒットが96%程必要です。
4.正しいです。上記解説の通りです。
5.誤りです。主記憶へのアクセス時間に近いので、キャッシュヒット95%のときとしては不適切です。

したがって、4が正解です。

2

正解は4です。

要するに、アクセスするときに95%の割合で1nsという早いキャッシュメモリにアクセスし、5%の確率で100nsという遅い主記憶にアクセスするのです。

なので実行アクセス時間=1*0.95+100*0.05=5.95となります。

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