技術士の過去問
平成29年度(2017年)
基礎科目「情報・論理に関するもの」 問10

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問題

技術士 第一次試験 平成29年度(2017年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

西暦年号がうるう年か否かの判定は次の( ア )~( ウ )の条件によって決定する。うるう年か否かの判定を表現している決定表として、最も適切なものはどれか。

( ア )  西暦年号が4で割り切れない年はうるう年でない。
( イ )  西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年はうるう年でない。
( ウ )  ( ア )、( イ )以外のとき、うるう年である。

なお、決定表の条件部での「Y」は条件が真、「N」は条件が偽であることを表し、「—」は条件の真偽に関係ない又は論理的に起こりえないことを表す。動作部での「X」は条件が全て満たされたときその行で指定した動作の実行を表し、「—」は動作を実行しないことを表す。

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この過去問の解説 (3件)

01

うるう年か否かを判定する決定表に関する問題です。

まず(ア)より、「西暦年号が4で割り切れない年はうるう年でない」ことから、
決定表の条件部のこの条件が"N"のとき、動作部の「うるう年でない」に"X"が入ります。

(イ)より、「西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年はうるう年でない」ことから、
決定表の条件部の「100で割り切れる」が"Y"、「400で割り切れる」が"N"なら、動作部の「うるう年でない」に"X"が入ります。

(ウ)より、「( ア )、( イ )以外のとき、うるう年である」とあるので、上記以外の時は動作部の「うるう年である」に"X"が入ります。

この3条件を満たすのは3のみなので、
3が正解です。

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02

<正解>3

[解説]

うるう年の判定を題材とした決定表に関する問題です。

問題文に与えられた条件を順に表にしていくことで正解を導くことができます。

まず、「(ア)西暦年号が4で割り切れない年はうるう年でない。」

を決定表の表現に置き換えると

西暦年号が4で割り切れる → N

⇒うるう年でないと判定する → X

となります。

なお、この場合、次の(イ)の条件を満たしているかどうかは、

うるう年の判定に影響を与えないため、

(イ)の条件部分は、「-」となります。

次に、「(イ)西暦年号が100で割り切れて400で割り切れない年はうるう年でない。」

を決定表の表現に置き換えると

西暦年号が100で割り切れる → Y

西暦年号が400で割り切れる → N

⇒うるう年でないと判定する → X

となります。

なお、この場合、次の(ア)の条件を満たしていないことが前提となるため、

(ア)の条件部分は、「Y」となります。

最後に「( ア )、( イ )以外のとき、うるう年である。

決定表の表現に置き換えると

西暦年号が4で割り切れる → Y

西暦年号が100で割り切れる → N(西暦年号が100で割り切れない)

(この場合、西暦年号が400で割り切れることはあり得ないため、「-」となります。)

⇒うるう年であると判定する → X

又は

西暦年号が4で割り切れる → Y

西暦年号が100で割り切れる → Y

西暦年号が400で割り切れる → Y

⇒うるう年であると判定する → X

となります。

よって、これらを表現している決定表は、

「3」となり、

「3」が正解となります。

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03

正解は3です。
うるう年の判定条件についての問題です。

まず、西暦が4で割り切れる場合、うるう年ではないので、
決定表の「西暦年号が4で割り切れる」がNとなっている列の動作部は、
「うるう年でないと判定する」にXが入ります。

つぎに、西暦が100で割り切れて、400で割り切れない年は、
うるう年ではないので、
決定表の「西暦年号が100で割り切れる」がYかつ、
「西暦年号が400で割り切れる」がNとなっている列の動作部は、
「うるう年でないと判定する」にXが入ります。

残り2列の動作部は、「うるう年と判定する」にXが入ります。

以上の要件を満たす決定表は3なので、3が正解です。

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