技術士の過去問
令和2年度(2020年)
適性科目 問37

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問題

技術士 第一次試験 令和2年度(2020年) 適性科目 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

製品安全性に関する国際安全規格ガイド【ISO/IEC Guide51(JIS Z 8051)】の重要な指針として「リスクアセスメント」があるが、2014年(JISは2015年)の改訂で、そのプロセス全体におけるリスク低減に焦点が当てられ、詳細化された。その下図中の(ア)~(エ)に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。
問題文の画像
  • ア:見積り  イ:評価  ウ:発生リスク  エ:妥当性確認及び文書化
  • ア:同定   イ:評価  ウ:発生リスク  エ:合理性確認及び記録化
  • ア:見積り  イ:検証  ウ:残留リスク  エ:妥当性確認及び記録化
  • ア:見積り  イ:評価  ウ:残留リスク  エ:妥当性確認及び文書化
  • ア:同定   イ:検証  ウ:発生リスク  エ:合理性確認及び文書化

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この過去問の解説 (3件)

01

リスクアセスメントに関するフローチャートの穴埋め問題です。

該当のチャートは製品安全性に関する国際安全規格ガイド(JISZ8051)

で参照できます。

各空白部に入る語句は以下の通りです。

(ア)見積り

(イ)評価

(ウ)残留リスク

(エ)妥当性確認及び文書化

したがって、4が正解となります。

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02

製品安全性のリスクアセスメントは、技術士としては必須の業務であり、技術士試験でもよく扱われます。このフローチャートは、日本産業規格JIS Z 8051:2015 安全側面-企画への導入指針 5ページで見ることができます。

このような、図の中の語句の穴埋め問題も頻出です。単に(ア)〜(エ)の穴埋めをするだけでなく、それらを正しく並べた選択肢を一つ選ぶ、という問題ですから、せっかく穴埋めは正確にできても、対応を間違えて不正解になる、ということがないように注意しましょう。

今回の項目の正しい該当語句は以下の通りになります。

(ア)見積り

(イ)評価

(ウ)残留リスク

(エ)妥当性確認及び文書化

ですので、これを正しく並べた4.が正答となります。

参考になった数4

03

<正解>4

[解説]
リスクアセスメントに関する問題です。

フローチャートの(ア)から(エ)に入る語句は、次のとおりです。
(ア)見積り
(イ)評価
(ウ)残留リスク
(エ)妥当性確認及び文書化

 これらに照らして各選択肢を検討すると以下のとおりとなります。

1 (ウ)が発生リスクとなっているため、
 不適切な組み合わせとなります。
2 (ア)が同定、(ウ)が発生リスク、(エ)が合理性確認及び文書化となっているため、
 不適切な組み合わせとなります。
3 (イ)が検証となっているため、
 不適切な組み合わせとなります。
4 (ア)から(エ)の全てが合致しているため、
 適切な組み合わせとなります。
5 (ア)から(エ)の全てが合致していないため、
 不適切な組み合わせとなります。

 以上のことから、4が正解となります。

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