技術士の過去問
令和3年度(2021年)
基礎科目「設計・計画に関するもの」 問6

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問題

技術士 第一次試験 令和3年度(2021年) 基礎科目「設計・計画に関するもの」 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

製図法に関する次の(ア)〜(オ)の記述について、それぞれの正誤の組合せとして、最も適切なものはどれか。

(ア)対象物の投影法には、第一角法、第二角法、第三角法、第四角法、第五角法がある。
(イ)第三角法の場合は、平面図は正面図の上に、右側面図は正面図の右にというように、見る側と同じ側に描かれる。
(ウ)第一角法の場合は、平面図は正面図の上に、左側面図は正面図の右にというように、見る側とは反対の側に描かれる。
(エ)図面の描き方が、各会社や工場ごとに相違していては、いろいろ混乱が生じるため、日本では製図方式について国家規格を制定し、改訂を加えてきた。
(オ)ISOは、イタリアの規格である。

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この過去問の解説 (2件)

01

答えは3です。

(ア)誤り

第〇角法とは平面グラフでいう象限のことです。従って第五角法は存在しえません。

ちなみに第2,4角法は使われていません。

(イ)正しい

第三角法は平面図は正面図の上に、右側面図は正面図の右と見る側と同じ側に書かれる

この通りです。

(ウ)誤り

第一角法は平面図は正面図の下に、左側面図は正面図の右と見る側と同じ側に書かれる

が正しいです。

(エ)正しい

この通りです。基本的には国際規格をカスタムして国内規格にするから、なるべくそれに添うようにしてね、

という流れは製図に限らず正しいです。

(オ)誤り

ISOは国際規格です。イタリアだけのものではありません。ちなみに本部がスイスにあるらしいです。

ア・エ・オが比較的容易なのですが、それだけだと選択肢が絞り込めない(1,3)ので、やはり第一角法と第三角法がわかってない場合は選択しないほうがいい問題かと思います。

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02

製図法に関する設問です。

 

(ア)誤り。

対象物の投影法には、第一角法、第二角法、第三角法、第四角法、第五角法がある。

グラフにおける象限のことであり、どのように対象物を見るかを表し、第一角法、第三角法が使用されています。

 

(イ)正しい。

第三角法の場合は、平面図は正面図の上に、右側面図は正面図の右にというように、見る側と同じ側に描かれる。

見えている状態そのものを描くので、正しいです。

 

(ウ)誤り。

第一角法の場合は、平面図は正面図の上に、左側面図は正面図の右にというように、見る側とは反対の側に描かれる。

第一角法の場合は、平面図は正面図のに、左側面図は正面図の右にというように、見る側とは反対の側に描かれる。 です。

 

(エ)正しい。

図面の描き方が、各会社や工場ごとに相違していては、いろいろ混乱が生じるため、日本では製図方式について国家規格を制定し、改訂を加えてきた。

 

(オ)誤り。

ISOは、イタリアの規格である。

International Organization for Standardization、国際標準です。

選択肢3. ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正  オ:誤

適切です。

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