技術士の過去問
令和3年度(2021年)
基礎科目「情報・論理に関するもの」 問8

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問題

技術士 第一次試験 令和3年度(2021年) 基礎科目「情報・論理に関するもの」 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

次の論理式と等価な論理式はどれか。
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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

文中の「ただし~~」の部分はド・モルガンの定理が丁寧に説明されています。また二重否定は肯定です、とも書いてあります。

問題はド・モルガンの定理を複数回適用すれば解けます。

ド・モルガンの定理とは要するに以下の2つの式のことです。

A+BAB

A・BAB

まず全体に対してド・モルガンの定理を適用すると以下のようになります。

AB(A・B)

左側にもう一度ドモルガンの定理を適用すると

AB)

従って

(A+B)

右側にもう一度度モルガンの定理を適用すると

AB)

従って(A+B)・(A+B) になります。

※本来線は上部に記載しますが、フォントの都合で下線になっています。

また二重線も否定線と下線で表記しています。

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02

ドモルガンの法則です。

A+BAB

A・BAB

ベン図をかけば分かりますが、

(AまたはB)の否定=Aでない かつ Bでない

(AかつB)の否定=Aでない または Bでない  ということです。

全体の否定(長いバー)を行う前の項は、

(AまたはB)でない、または AかつB です。

これを否定するので、

AまたはB、かつ (AかつB)ではない となり、

AまたはB、かつ (Aでない または Bでない) となります。

選択肢2. 解答選択肢の画像

本選択肢が正解です。

まとめ

ベン図を書くと分かりやすいです。

参考になった数5