介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
生活支援技術 問41

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 生活支援技術 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

Lさん(86歳、女性)は、アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)があり、通所介護(デイサービス)に通っている。最近、季節外れの服を着ていることが多くなった。夏のある日、通所介護(デイサービス)の介護福祉職が迎えに行くと、厚手の上着を着て汗をかきながら玄関で待っていた。

介護福祉職のLさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 「車を待たせているので早く着替えましょう」と、着替えを促す。
  • 鏡を見せて、間違いを指摘する。
  • 「今は夏ですよ」と、季節を伝える。
  • 服装にはふれず、そのまま本人の行動を尊重する。
  • 「汗をかいていますね。上着を脱ぎませんか」と、働きかける。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。
本人の気持ちを傷つけないような言葉かけをします。
1.2.3.急かしたり、間違いを指摘するような声かけは不適切です。
4.そのままの服装では体調を崩すかも知れません。服装の調節は必要です。

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02

正解は5です。
 認知症の中核症状の見当識障害により、季節の変化がわからなくなっている疑いがあります。
 Lさんを行っている行動や言動は否定せず、ご本人が気づいていない点を伝えることが重要です。

 適切な声がけとして、汗をかいていることを伝え、自身で脱いでもらうことが大切です。

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03

正解は5です。

本人の尊厳を傷つけるないような声かけを行なう必要があります。もっとも適切なのは5です。

1.2.3.Lさんの間違いを指摘するような声かけとなっているため、不適切です。

4.間違った服装で体調を崩す可能性があります。そのままにすることは不適切です。

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