介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
生活支援技術 問54
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問題
介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 生活支援技術 問54 (訂正依頼・報告はこちら)
弛緩性便秘の利用者に提供する食べ物として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ごぼうの煮物
- 白身魚の煮つけ
- おかゆ
- ゆで卵
- 焼き肉
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この過去問の解説 (5件)
01
弛緩性便秘は、腸の蠕動運動が低下したことによって起こる便秘です。蠕動運動を補助するために、食物繊維や水分を多く摂るようにします。
ごぼうには多くの食物繊維が含まれており、弛緩性便秘に有効です。
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02
弛緩性便秘とは、大腸の動きや緊張が低下することで、便が長く大腸に滞留することで起きる便秘です。
大腸は食物の水分を吸収するため、便が長い時間大腸にあると水分が過度に抜けて硬い便になってしまいます。
弛緩性便秘への対応としては、水分と食物繊維の多い食品をしっかり摂ることが大切です。
選択肢の中で食物繊維が多いものは1のごぼうとなります。
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03
弛緩性便秘にはたっぷり食物繊維と水分をとることが有効とされています。ごぼうは食物繊維が多い食べ物です。
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04
弛緩性便秘とは排泄回数が少なくて、便が出にくい症状をいいます。非水溶性食物繊維の食材が有効です。
不正解とその解説
5つの選択肢の中で、非水溶性食物繊維が多く含まれているのが「1」だけです。
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05
大腸は一定のリズムと緊張をもって運動し、老廃物を送り出します。弛緩性便秘はリズムと緊張の低下により、便が停滞している状態です。これを解消するには水分と非水溶性食物繊維をしっかり摂り、腸が動くように刺激することが大切です。選択肢1~5の中で非水溶性食物繊維が含まれているのは1です。
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