介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
介護過程 問62

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 介護過程 問62 (訂正依頼・報告はこちら)

介護計画の目標設定に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • アセスメント(assessment)と切り離して考える。
  • 利用者と話し合いながらつくる。
  • ケアプランとの整合性は確認しなくてよい。
  • 家族が望む生活を長期目標にする。
  • 目標を記述するときの主語は介護福祉職にする。

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この過去問の解説 (5件)

01

正解は「2」です。

介護計画は利用者の意向が第一です。自立支援の考え方においては、本人の望む暮らしを実現できるように計画するためには、本人との話し合いは欠かせません。

1 アセスメントは生活課題の抽出のために行います。介護計画は生活課題の解決を目指すものですから、アセスメントと切り離すことはできません。

3 介護計画はケアプランに表記された目標を達成するために作成する詳細な計画書です。本来の目標からずれたものとならないように、ケアプランとの整合性は常に確認する必要があります。

4 本人と家族はイコールではありません。利用者本人の意向が第一となります。

5 利用者が主体であることから、主語も利用者で表記します。

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02

正解は2です。

目標には本人の希望が反映されていなければなりません。よって、目標設定は利用者と話し合いながらつくります。

1.アセスメントをもとに考えるようにします。

3.目標を達成するためのケアプランである必要があることから、整合性があることを確認しなければなりません。

4.家族の希望も大事ですが、一番尊重されるべきは本人の希望です。本人が望む生活を長期目標にするべきです。

5.目標の主語は利用者本人でなければなりません。

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03

正解は2です
あくまでも利用者本人の目標です。
本人の気持ちにそって、本人の望む生活に近づけるように話し合います。

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04

正解は「2」です。
利用者のための目標であり、本人の意向や希望が反映されていることが必要です。

不正解とその解説
「1」・・・介護計画を作成するにあたって、アセスメントは必要です。

「3」・・・ケアプランとの整合性が必要です。

「4」・・・家族ではなく、本人です。

「5」・・・主語は介護福祉職ではなく、利用者となります。

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05

最も適切なものは2です。

他の選択肢については、以下のとおりです。
1.アセスメントは介護過程の一環なので、切り離せないものです。
3.目標を設定し、達成するためには整合性の確認は必要です。
4.利用者主体で考えます。
5.利用者主体のため、主語は「利用者」です。

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