介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
障害の理解 問95
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問題
介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 障害の理解 問95 (訂正依頼・報告はこちら)
Eさん(31歳、女性)は、Fちゃん(5歳)と二人暮らしである。自宅で仕事をしながら、重症心身障害のあるFちゃんを介護している。Fちゃんの食事は刻み食で、介助が必要である。昼も夜も2~3時間おきに痰の吸引を行わなければならない。Eさんの平均睡眠時間は4時間である。Eさんは、「眠れなくて疲れが取れない」と訴えている。
Eさんへの介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
Eさんへの介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 痰の吸引の技術を高めるために講習を受ける。
- 障害基礎年金を申請する。
- 介護に専念するために仕事を辞める。
- 刻み食をやめて流動食にする。
- レスパイトケア(respite care)を利用する。
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この過去問の解説 (3件)
01
レスパイトは休息という意味で、介護者への負担を軽減し、心身ともにリフレッシュする効果があります。
これからも介護を継続していけるように、適度にレスパイトを行うことが重要です。
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02
レスパイトは休息という意味であり、レスパイトケアは介護者の休息のために一時的にケアの代替を行なうことを言います。
1.痰の吸引技術に問題があるとは書かれておらず、不適切です。
2.障害基礎年金は国民年金加入者が病気や怪我によって障害が生じたときに支給されるもので、今回のケースは支給対象とはなりません。
3.経済面を考えると仕事をやめる助言をすることは適切ではありません。
4.刻み食が食べられるFちゃんの食事を流動食にかえることは不適切です。
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03
レスパイトケアとは、介護保険のサービスなどを使っている時間に在宅介護をしている介護者が休息をとったり気分をリフレッシュできるようにすることです。
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