介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
こころとからだのしくみ 問105

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) こころとからだのしくみ 問105 (訂正依頼・報告はこちら)

Gさん(81歳、女性)は日常生活は自立していて、活発に活動していたが、最近外出することが少なくなった。理由を尋ねると、「くしゃみや咳をしたときに、尿が漏れてしまうことが多くなったから」ということだった。

Gさんの失禁の原因として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 神経疾患
  • 骨盤底筋群の機能低下
  • 水分のとりすぎ
  • 膀胱過敏
  • 精神的な影響

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。
くしゃみや咳をしたときに尿が漏れるということは、骨盤底筋群の機能低下が考えられます。
1.Gさんの神経疾患を疑う記述はありません。
3.水分のとりすぎでは尿量が増えるために排尿回数が増えることがありますが、失禁とは関係ありません。
4.膀胱過敏(過活動膀胱)では頻尿がみられます。
5.精神的な影響に関しては、文中に記述がありません。

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02

最も適切なものは2です。
腹圧性失禁に分類されます。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.Gさんにの神経疾患の有無は書かれておらず、該当しません。
3.Gさんの状況に水分をたくさんとったという記述はありません。水分のとりすぎで排尿回数は増えますが、失禁とは関係ありません。
4.膀胱過敏では尿意をがまんできなくなります。そのような記述はここにはありません。
5.精神的な影響に関する記述がここにはありません。

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03

正解は4です。

くしゃみや咳をしたときに尿漏れがあることから、圧力がかかったときに尿漏れしてしまうことがわかります。このような症状は骨盤底筋群の機能低下によって起こります。

1.神経疾患の症状は見られていません。

3.水分を取りすぎることで排尿回数が増えることはありますが、尿漏れとは関係ありません。

4.膀胱過敏では強い尿意や頻尿などの症状が見られます。

5.精神的な影響を疑う記述はありません。

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