介護福祉士の過去問
第29回(平成28年度)
医療的ケア 問111

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問題

介護福祉士国家試験 第29回(平成28年度) 医療的ケア 問111 (訂正依頼・報告はこちら)

経管栄養に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 栄養剤の栄養素は、胃から吸収される。
  • 栄養剤の注入速度が速いと、下痢を起こすことがある。
  • 経管栄養によって、口腔内の細菌は減少する。
  • 経管栄養で、誤嚥を起こすことはない。
  • 食道への栄養剤の逆流が生じることはない。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

栄養剤の注入速度や温度によって下痢の症状が出ることがあります。

1.消化管から吸収されます。

3.唾液の分泌が減るため増加するリスクがあります。

4.体位が悪いと誤嚥を起こします。

5.体位やチューブの太さなどが原因で逆流が起こることがあります。

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02

最も適切なものは2です。
特に「腸瘻」の場合で起こります。

他の選択肢については以下のとおりです。
1.消化管から吸収されます。

3.口腔ケアをきちんとしなければ増加します。口からものは食べないため、唾液の分泌低下が起こります。唾液には自浄作用があります。それが働かないことで細菌は増加しやすいです。

4.嘔吐などによって、誤嚥が起こる場合があります。

5.姿勢、体位が悪いと逆流することがあります。

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03

正解は2です。
設問のとおり、栄養剤の注入速度が速いと下痢を起こすことがあります。
1.消化管から吸収されます。
3.口腔機能の低下や唾液の分泌が少なくなるため、口腔内の細菌は増加しやすくなります。
4.嘔吐などによって誤嚥を起こすことがあります。
5.注入中の姿勢などによって逆流することがあります。

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