宅地建物取引士の過去問
平成25年度（2013年）
需給取引 問48

答え：3

1.文章の通りです。

2.文章の通りです。

3.持家戸数も貸家戸数も増加しています。

4.文章の通りです。

正解は【３】になります。

１：文章の通りで、平成２３年度の法人企業統計年報では、平成２３年度の不動産業の売上は３５兆７，０００億円であり、これは昨年と比べると２．５％の減少でした。また、経常利益は約３兆３，０００億円であり、こちらも前年度と比較して、０．５5％の減少となりました。　→　〇

２：こちらも文章の通りで、平成２５年度の地価公示によると、平成２４年１月から１年間は、全国的に地価が下落したものの、下落率に関しては少なくなり、上昇したところや変わらなかった場所も顕著に表れるようになりました。　→　〇

３：建築着工統計（平成２５年１月公表）を確認すると、平成２４年の持家戸数に関しては３年連続で増加し、更に貸家戸数に関しては４年ぶりに増加しました。減少はしていません。　→　×

４：平成２５年版土地白書を確認すると、売買による所有権の移転登記の件数に関しては、平成２４年の全国の土地取引件数は１２０．４万件であり、前年と比べて６．０％増となっております。これは９年振りの増加にあたります。　→　〇

答え：3

1．正しい
2．正しい
3．誤り
4．正しい

平成24年度の宅地建物の統計の全体的な傾向としては、地価や不動産業の利益は若干下がっているが、下落率は改善され、持ち家戸数、貸し家戸数も共に増加。
土地取引の件数に関しては、9年ぶりに増加に転じている点が特徴的です。