宅建の過去問 令和元年度（2019年） 税その他 問49

正解は3です。

選択肢については以下のとおりです。

1→適当
台地や段丘は、水はけがよく農地利用もあり、地盤が安定している土地であり、自然災害に対し安全と言えます。

2→適当
台地でも下記の場合、リスクがあります。
・縁辺部：崖崩れ・土砂災害
・谷：豪雨の際の浸水
・埋立：地盤沈下、排水不良、液状化

3→不適当
台地や段丘は、水はけがよく農地利用もあり、地盤が安定している土地であり、自然災害に対し安全と言えます。
本文の「安全度の低い所」が誤りです。

4→適当
旧河道や低湿地、海浜の埋立地では液状化現象対策が必要です。

正解は3です。
以下、各選択肢の解説です。

1.
正しい文章です。

2.4.
正しい文章です。
池や海、湿地等を埋め立てたところは、やはり水分が多いので、液状化の可能性があります。

3.
誤った文章です。
自然災害に対して安全が高いからこそ、宅地として積極的に利用されています。

正解は3です。
以下、解説になります。

1.　正しいです。
台地・段丘は地盤が安定しているため、農地以外にも都市的な土地利用をされることも多いです。

2.　正しいです。
池沼を埋め立てた所では、地盤の液状化が発生することがあります。

3.　誤りです。
台地・段丘は、自然災害に対して安全度が高いです。
なので、宅地として積極的に利用されます。

4.　正しいです。
埋立地では地震の際に地盤の液状化が起こる危険があるため、対策が必要です。