調理師の過去問
平成25年度
公衆衛生学 問17

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問題

調理師試験 平成25年度 公衆衛生学 問17 (訂正依頼・報告はこちら)

学校給食法に定められた学校給食の目標に関する記述について、誤っているものを一つ次の中から選びなさい。
  • 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深める。
  • 日常生活における食事について正しい理解と望ましい食習慣を養う。
  • 食物の調理の方法を習得させる。
  • 適切な栄養摂取により健康の保持増進を図る。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は(3)です。

食物の調理の方法を習得させるのは、家庭科の授業です。

学校給食法では、第二条で次の7つの目標を定めています。

1、適切な栄養の摂取による健康の保持増進。
2、食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営む判断力を培い、望ましい食習慣を養う。
3、明るい社交性を養う。
4、生命と自然を尊重する精神を培う。
5、勤労する態度を養う。
6、伝統的な食文化についての理解を深める。
7、食料の生産、流通、消費について、正しい理解に導く。

文をまるごと覚えるのではなく、7つの目標が、どんな事なのかを説明できる程度に、覚えておくことが大事です。

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02

正解は3です。
 
食物の調理の方法を習得させることは目標とはしていません。
回答の他には、
・学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。

・食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。

・食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。

・食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

を目標としています。

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03

(3) 食物の調理の方法を習得させる。
を選択するのが正解です。

料理教育(食物の調理法)は、給食からではなく、家庭科で習得させます。

一方、給食には主に活動、成長、健康維持に必要な栄養素を補給する目的、そして料理教育とは別に「食育」を推進する目的があります。

ちなみに、以下は学校給食法で定められている「学校給食の目標」7つの一部で、正解ではありません。

(1) 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深める。
(2) 日常生活における食事について正しい理解と望ましい食習慣を養う。
(4) 適切な栄養摂取により健康の保持増進を図る。

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04

正解は3です。
学校給食法に定められた学校給食の目標に、食物の調理の方法を習得させる事はありません。食育や食文化の理解に導くことを目標にしています。

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