調理師の過去問
平成26年度
公衆衛生学 問10
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問題
調理師試験 平成26年度 公衆衛生学 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
世界保健機関(WHO)に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
- 本部事務局はニューヨークに置かれている。
- 第一次世界大戦後、経済協力開発機構(OECD)の専門機関として設立された。
- 国際的な健康水準の向上や加盟国の保健事業の促進などを目的としている。
- 感染症対策のみの活動を行っている。
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この過去問の解説 (4件)
01
(1)誤りです。本部事務局はスイスのジュネーブに置かれています。
(2)誤りです。第二次世界大戦後の1948年に、健康状態を向上させるための国際協力組織として設立されました。
(3)正解です。国際的な健康水準の向上や、加盟国の保健事業の促進などを目的としています。
(4)誤りです。感染症対策だけでなく、保健分野における研究の促進・指導や、医薬品や食品の発展や向上などの活動も行っています。
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02
世界保健機関(WHO)は健康のあるべきすがたを規定し、人々の健康を基本的人権として尊重することを深く認識の上での公衆衛生活動を宣言しました。(1946年)
正解の公衆衛生の向上を目指して進んでいます。
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03
1.本部事務局はニューヨーク(× ジュネーブ)に置かれている。
1948年4月7日にスイスのジュネーブにWHO本部が設立されました。設立日の4月7日は世界保健デーとなっています。
2.第一次世界大戦後(× 第二次世界大戦後)、経済協力開発機構(OECD)の専門機関として(× 健康に関する国際機関として)設立された。
WHOの設立は1948年で、第二次大戦後となります。また、WHOは国連の専門機関であり、OECDは先進国間で経済成長・貿易自由化・途上国発展を目的とした機関です。
3.国際的な健康水準の向上や加盟国の保健事業の促進などを目的としている。 ○
WHOは「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的に掲げています。(憲章第1条)
4.感染症対策のみ(×)の活動を行っている。
WHOでは感染症対策の他に、特定疾患の制圧や根絶、予防接種事業の推進、医薬品・血液製剤・食品などの供給対策、妊産婦対策や家族計画、緊急人道援助、予防やワクチンなどの研究開発の振興、タバコ対策、クローン等科学技術に関する総合的対策など、様々な活動を行っています。
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04
「WHO(世界保健機関)」
本部はスイスのジュネーブ
すべての人々が可能な最高の健康水準に到達することを目的に活動しています。活動内容の中には感染症対策も含まれます。
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