調理師の過去問
平成28年度
公衆衛生学 問2

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問題

調理師試験 平成28年度 公衆衛生学 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

平成12年(2000年)に作成された「食生活指針」に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
※「食生活指針」は平成28年(2016年)6月に改定されました。
<参考>
 改定後の食生活指針において、食塩や脂肪の摂取については「食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて。 」となっています。
 この設問は、参考としてご覧ください。
  • 5項目の実践目標が設定されている。
  • 目標の一つに「食塩や脂肪は控えめに」がある。
  • 1日に「何をどれだけ」食べたらよいかが示されている。
  • 食育を所管する内閣府によって作成された。

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この過去問の解説 (3件)

01

(1)5項目ではなく10項目です。

(3)1日に何をどれだけ食べたらよいかを示しているのは「食事バランスガイド」のほうです。わかりやすくコマの形で表示しているのが特徴です。

(4)内閣府ではありません。文部省・厚生省・農林水産省が、平成12年(2000年)3月に決定しました。

…ちなみに、平成28年(2016年)に改定された食生活指針では「適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を」が上位に変更されるなど、若い女性や高齢者の栄養確保が重要視されるようになっています。

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02

(1)誤り。5項目ではなく、「食事を楽しみましょう。」などの10項目の目標が設定されています。

(2)記述の通り

(3)誤り。1日に「何をどれだけ」食べたらよいか示されているのは食事バランスガイドのことです。
http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/img/kihon_syoku.jpg

(4)誤り。内閣府ではなく、農林水産省、厚生労働省、文部科学省が協力して食生活改善のガイドラインとなる「食生活指針」を作成しました。

従って(2)が正解です。

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03

正解は2です。

(1)食生活指針では10項目の目標が設定されています。

(3)「何を」「どれだけ」食べたらよいか、は「食事バランスガイド」のことです。「食事バランスガイド」は、平成17年に厚生労働省と農林水産省によって、設定されました。食事の望ましい量や組み合わせがわかりやすく、イラストで示されています。

(4)内閣府ではなく、文部省、厚生省、農林水産省が決定しました。



戦時下の食生活指針では、食糧難への解決を目標に策定されていました。ですが、現在は欧風食生活による生活習慣病の予防などが主な目的となり、数年ごとに改定、更新されています。

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