調理師の過去問
平成28年度
公衆衛生学 問4

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問題

調理師試験 平成28年度 公衆衛生学 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

労働災害に関する記述について、正しいものを一つ選びなさい。
  • 個人のミスや不注意によって起こるものではない。
  • 作業開始3時間目くらいからは、発生が減少している。
  • 気温が上昇する夏季には、発生が減少している。
  • 作業中のミスや不注意は、疲労がたまると起こりやすくなる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

労災とは、労働者が業務、作業に起因して怪我をしたり、病気にかかったり、死亡することをいいます。

選択肢を落ち着いて読めば、おのずと正解が導き出せる設問です。

1.個人のミス・不注意から十分に労災は起こり得ます。

2.作業時間が長引くほど、ミスが起こりやすくなります。

3.気温が高い状態での作業は熱中症などの危険もあります。不適切な環境下での作業は事故の元です。

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02

労働災害とは、労働者の就業に係る物、又作業行動、その他業務に起因して負傷、疾病、死亡することを言います。

(1)誤り。個人のミスや不注意によって起こりやすくなるものです。

(2)誤り。時間が長くなればそれだけでリスクは増えてしまいます、大人の人間の集中力は90分が限界だと言われていますので、適度に休憩して気持ちを切り替えることも大事です。

(3)誤り。気温が高くなれば熱中症のリスクも増えますし、また集中力も低下してしまうため、当然労働災害のリスクも増加してしまいます。

(4)記述の通り。

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03

(4)作業中のミスや不注意は、疲労がたまると起こりやすくなる。

が正解です。

経験上から容易に正解が想像できるかと思います。


ちなみに…

(1)× 個人のミス・不注意は、労働災害に多い「心理的要因」の一種です。

(2)× 作業を続けると集中力が低下し、ミスをしやすくなります。

(3)× 快適ではない環境は体調不良を起こしやすく、事故が起こりやすくなります。

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